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長崎ストーカー殺人、筒井郷太被告(28)に死刑求刑

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筒井被告に死刑求刑 検察側「命もって償いを」

ストーカー行為をした相手の女性の母と祖母を殺害したとして、殺人罪などに問われた筒井郷太被告(28)の長崎地裁(重富朗裁判長)の裁判員裁判で、検察側は3日、「今もストーカー行為の相手や家族を殺す事件が後を絶たない。命をもって償うことで世の中に断固としたメッセージを送るべきだ」として死刑を求刑した。筒井被告は最終意見陳述で「僕は殺人などをしていません」と無実を訴え、結審した。判決は14日に言い渡される。

 検察側は論告で、事件翌日に被告が着ていたコートや持っていた包丁に被害者のDNA型と一致する血痕がついていたことなどから「犯人であることは明白」と強調した。さらに、千葉県習志野市で同居し、暴力や脅迫で支配していた女性を取り戻すため、実家にいる家族を皆殺しにしようとしたことが動機とした。弁護側は最終弁論でコートの血痕が少量だったと指摘し「2人を殺したなら大量のはずで不自然」と反論。「取り調べでは机をたたかれるなど、本心から調書に署名できなかった」とし、捜査段階の自白の信用性を否定した。

女性の父、山下誠さん(59)は地裁内の別室で意見陳述。「被告は嘘をついており、絶対許せない。死刑以外は考えられない」と述べた。

起訴状によると、被告は平成23年12月16日、長崎県西海市にある山下さん方などで、山下さんの妻、美都子さん=当時(56)=と母、久江さん=当時(77)=を刺殺したなどとしている。

(2013.6.4.産経ニュース)


2013.5.17
長崎県西海市の2女性殺害事件で、殺人罪などに問われた筒井郷太被告(28)=三重県桑名市=の裁判員裁判第4回公判が17日、長崎地裁(重富朗裁判長)であり、筒井被告からストーカー被害を訴えていた女性(24)が「家族を殺すと言われていたので、死ぬことも逃げることもできなかった」と涙声で証言した。

証人尋問は、地裁内の別室と法廷とを結んだビデオリンク方式で実施された。女性は同居していた筒井被告から暴力を振るわれていたとして「鉄亜鈴やコップで殴るなどひどかった」と話した。

殺害された2人は、女性の母親と祖母。女性は「家族を殺すときは手伝えとか、長崎の家族に連れ戻されても自分の足で戻るという約束を強要された」とも述べたほか、「大型商業施設の雑貨売り場で男性客の接客をする時は、携帯電話を通話状態のままにさせられていた」と束縛の状況を明らかにした。


2013.5.20
長崎県西海市の2女性殺害事件で、殺人罪などに問われた筒井郷太被告(28)の裁判員裁判第5回公判が20日、長崎地裁(重富朗裁判長)であり、筒井被告によるストーカー被害を訴えていた女性の姉2人が女性救出の様子などを証言、「私も被告にいつか殺されると覚悟し遺書を持ち歩いた」と語った。

女性は、千葉県習志野市で筒井被告と同居。そこで暴力を受けている可能性を女性の同僚から知らされた姉は平成23年10月30日、習志野署員らと一緒に向かった。姉は、20日の検察側や弁護側の質問に対し「部屋は物が散乱し、壁に血が飛んでいた。ひどい暴力があったと確信した」と強調。「顔を見られて私も殺されると思った」と話した。

別の姉は「被告が否認したため(ストーカー被害を受けた)妹が証言することになり、また精神的に不安定になった。妹をまだ痛めつけたいのかと憤りを感じる」と述べた。


2013.5.21
長崎県西海市の2女性殺害事件で、殺人罪などに問われた筒井郷太被告(28)=三重県桑名市=の裁判員裁判第6回公判が21日、長崎地裁(重富朗裁判長)で開かれ、争点の一つの自白の任意性について被告人質問が始まった。弁護側質問に筒井被告は「西海署で『おまえが犯人だ』と決めつけられた」と述べた。

調書に署名をした理由には、警察官から「(同居していた)女性や家族も共犯者として取り調べを受けている。サインすれば解放する」と脅されたと説明。取り調べでは「何か話すと机を手や足でたたいたり『死ね』『くず』と叫ばれたりした」と話した。

女性は殺害された2人の家族で筒井被告によるストーカー被害を訴えていた。

西海署で筒井被告を取り調べた警察官も出廷、暴言などを否定。検察側の質問に「最初は『中国人に依頼して殺してもらい、僕は見ていただけ』と話していたが、しばらくすると『僕がやりました』と明かした。逮捕後は一貫して容疑を認めていた」と反論した。



2012.10.12.
被告の男は人格障害=責任能力あり―長崎2女性殺害

時事通信 10月12日

長崎県西海市の山下美都子さん=当時(56)=ら2女性殺害事件で、殺人罪などで起訴された筒井郷太被告(27)が、起訴前の鑑定留置で人格障害と診断されていたことが12日、関係者への取材で分かった。

関係者によると、筒井被告は1月4日から4月24日まで鑑定留置され、人格障害と診断された。自己中心的で、他人を顧みることができないという。ただ、刑事責任能力には問題がないとされている。

パーソナリティ障害 (英: Personality disorder - PD)




この国で誰が筒井郷太のような危険人物から命を守ってくれるのか

長崎県西海市の山下誠さん(58)方で母の久江さん(77)と妻の美都子さん(56)が殺害された事件で、山下さんが27日、心境などをつづった文書を報道機関に寄せた。

殺人容疑などで逮捕された筒井郷太容疑者(27)(三重県桑名市霞町1)が三女に繰り返していた暴力について、千葉県警から被害届の提出を「1週間待ってほしい」と言われたことなどを明かした。事件はその10日後に発生。山下さんは「この国で、だれが筒井容疑者のような危険人物から命を守ってくれるのか、今も分からずにいる」と不信感をあらわにした。

山下さんは、報道各社が弁護士を通じて提出した質問書に文書で回答した。

それによると、千葉県に住んでいた三女のマンションに筒井容疑者が押しかけ、壁をたたくような音がするとして、隣人から不動産業者に苦情が寄せられていた。三女と連絡が取れなかったため、同県警習志野署に通報。三女の勤務先の上司らは10月30日、署員とともにマンションの部屋に入った。その場にいた筒井容疑者は任意同行され、「三女には、もう近づきません」との誓約書を書いた。

しかし、山下さんが西海市の自宅に三女を連れ帰ると、筒井容疑者は三女の友人や職場の同僚に「三女の居場所を教えなければ殺す」と脅迫するメールを送るようになった。山下さんは筒井容疑者の両親に携帯電話やパソコンなどを取り上げるよう依頼し、三重県警桑名署にも筒井容疑者の実家を巡回するよう求めた。三女は今月初旬、習志野署に「(傷害事件について)被害申告したい」と電話。同署は「いつでもいい」と回答し、三女と山下さんは6日に訪れたが、同署は「1週間待ってほしい」と告げた。2人が三女宅で待機していると、筒井容疑者が訪ねてきたり、周辺を徘徊はいかいしたりしていたという。

山下さんは「私が筒井容疑者を捕まえるしかなかったのかと思う。警察からは(筒井容疑者に)『手を出すな』と言われたが、『黙って殺されろ』と言われたのと同じ」と主張。筒井容疑者を死刑にするよう求め、「今の法律では一般市民の生命を守ってくれない」と法整備を訴えた。

(2011年12月27日23時22分 読売新聞)


妻が境界性人格障害ではないか?と悩んでいます。


「長崎県西海市の山下誠さんが昨年12月6日、習志野署に3女の暴行事件について相談したのですが、刑事課は別事件の対応に忙しいことを理由に1週間待つようにと伝えていたました。でも、その2日後に事件を担当する生活安全課の課長や刑事課の担当者を含む10人余りが、署内のレクリエーションで北海道の函館市に2泊3日の旅行に行っていました。
そして、被害届が受理された10日後に、ストーカー被害を受けていた女性の母親と祖母の2人が殺害されました。その場で受理し、すぐに捜査に乗り出していれば、この事件は防げたかもしれません」

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