「風立ちぬ」
2013
ダメかなと思ったが 案外ヨカッタものです
庵野さんの声も意外に悪くなかったです
色んな処がシレっとしていて
最近のジブリ傾向のこけおどしエンタテーメント中味無しみたいなんはなく
シレっとエエところが多いのです
ほんの1秒程度のカットの背景の絵がめっさ手がこんでいてビビったり
こーゆー時代背景の絵柄は妙に心地ヨイもんでございます
飛行機にズンズンいく過程と
恋愛がズンズンいって 悲しい感じにいく過程とか
宮崎もんには珍しい 具体的な描写が多いのが目新しい
キスシーンも多いのです
パンチラシーンはありませんが
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ついこないだ カットの渋谷陽一がやらかした宮崎さんのインタビュー集↑を図書館で借りて再読したのですが
その頃からの宮崎さんの色んな思いやとか怒りとかが この「風立ちぬ」にはみっしり詰まってると思いました
シレっと自然に泣かしてくれはります
そーゆーつもりはなかったのですが
うーん これは仕方ないなとゆーしかなかった
全然 反戦を大声でプロパガンダしてるわけでもなしい
とにかくシレっとしてます
飛行機映画と恋愛映画好きな人にはバッチグーでしょう
僕は別にどちらも興味はありませんでしたが 最近のジブリもんではいっちやんバッチグーでしたかな
今 我が家では10年ぶりに大きな夫婦喧嘩が勃発しているのですが
この映画を観ると 早く修復せんとあかんなーと思いました
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