フィリピン:台風30号被災者緊急援助への寄付を募集開始
サモトラケのニケ像修復について-ルーヴル美術館の公式ウェブサイト
オンラインでの寄付-ルーヴル美術館の公式ウェブサイト
ルーヴル美術館をご支援ください。
たとえささやかであっても、ルーヴル美術館に寄付をすることは、人類と文化の大いなる冒険に積極的に参加するということです。
ルーヴル美術館の発展と、プロジェクトに寄与していただくことで、ルーヴル美術館はその活動を行うと共に、世界的な文化遺産であるルーヴル宮や芸術作品を守り、後世に伝えることができるのです。
この秋、パリのルーヴル美術館が、「サモトラケのニケ像」の修復資金の調達を目的とした寄付の募集を開始し、初めて日本語のサイトを併設したことで話題となっている。
今回修復される「サモトラケのニケ像」は、1863年ギリシャのサモトラケ島で発見されたヘレニズム彫刻の傑作。別名「勝利の女神」と呼ばれ、日本でも非常になじみ深い作品。ルーヴルの収蔵品の中でも「ミロのヴィーナス」「モナ・リザ」と並ぶ最も重要な収蔵品のひとつだ。
修復予算は総額で400万ユーロ(約5億2000万円)に達する見込み。美術館ではすでにフランスや日本、アメリカの各企業から300万ユーロを集めており、不足額の100万ユーロ(約1億3000万円)を個人寄付によって補填するねらいだ。
ルーヴル美術館国際メセナ部の上島さんは、「フランス国内では3年前から収蔵品の修復を目的とした個人向けのクラウドファンディングが実施されています。個人の寄付文化が一般化していないといわれているフランスですが、ルーヴル美術館の寄付キャンペーンはいつも大成功を収めています」と話す。
今回、初めての外国語でのサイト開設に日本が選ばれたのにはわけがあった。「ルーヴル美術館に縁のある国として、一番に日本があげられます。展覧会の開催数、日本テレビや東芝など多くの企業による芸術支援活動、そして実際に美術館を訪れる観光客の数がコンスタントに多いことなどが、その理由です」とのこと。
日本語サイトを通じて集まった日本からの現在の寄付金は、33万5000ユーロ(約4500万円)にのぼる。「日本からの寄付の3分の2は関東圏からで、世代としては、全体の4割が50代、3割が40代で過半数を占めている」とのこと。また、フランスでは10〜20ユーロの寄付が多いが、日本の寄付者の平均額はなんと90ユーロ(約1万2000円)というから驚きだ。
「なかには、お子さんやお孫さんの名義で寄付を行う方もいらっしゃいます」と上島さん。ニケ像は今年の9月3日からすでに一般公開を中止しており、修復を経て2014年夏に再び展示される予定。
2013年09月05日 サモトラケのニケ」の修復と大階段の改修工事
2009年05月31日 Victoire de Samothraceサモトラケのニケのレプリカ
石膏像 サモトラケのニケ(中) H.53cmクリエーター情報なし石膏像ドットコム(堀石膏制作)
ヨーロッパ天使の旅クリエーター情報なし東京書籍
サモトラケのニケ彫像/ルーブル美術館/ Nike Winged Victory of Samothrace Figurine Sculptureクリエーター情報なしExceed
国境なき医師団(MSF)日本は、台風30号により甚大な被害を受けたフィリピン中部での緊急援助活動向けに、使途を指定した寄付の募集を開始した。寄付金は被災地域での医療援助活動、救援物資提供に使用される。
壊滅的な被害を受けたレイテ島では、多くの医療施設が気象津波の直撃により被災、医薬品・医療機器も流された。負傷者はフィリピン政府軍が医療を提供しているタクロバン空港付近に集中している。自然災害の被災地では骨折や裂傷などが多く見込まれ、症状の悪化や破傷風などの感染症を防ぐために一刻も早く治療を開始する必要がある。
<援助スタッフ50人、物資329トンがセブ島に集結>
MSFは11月9日より緊急援助チームの派遣を開始した。現在15人のスタッフがセブ島を拠点に、被災状況、医療ニーズの調査にあたっている。12日には医師3人を含む最初の医療チームが、タクロバン入りする。タクロバンでは、まだ機能している病院1ヵ所を確認しており、人員、物資、機器による支援を2日以内に開始する予定だが、台風の進路上にある他の何百もの町や村との通信・交通は遮断され、進入が困難な状況が続いている。
MSFは近日中に現地の援助チームを50人規模に拡大する予定で、医療スタッフ、ロジスティシャン(物資調達、施設・機材・車両管理など幅広い業務を担当するスタッフ)、心理療法士などのスタッフが、タクロバン、セブ島西側の島々を対象に援助活動を開始する。MSF日本からも、看護師とロジスティシャンの2人が12日にセブ島入りしたほか、数日以内には他のスタッフも現地入りする予定だ。
また、329トンの医療・救援物資も順次現地へ送られている。現在ドバイおよびベルギーからチャーター輸送機4便により、負傷者治療に使用する医療キット、診察用の資機材、破傷風ワクチン、テントや衛生キット、給排水設備などの救援物資をセブ島へ移送中だ。さらに、フランスから仮設病院用のエアーテント、医療機器が今週中にセブへ向かう予定だ。
<フィリピン台風30号使途指定寄付募集の概要>
支援でできること一例:
3,000円で、2家族(10人)分の衛生キットを用意可能
5,000円で、10人分(15日間)の災害対策キットを提供可能
10,000円で、5家族(25人)分が雨露をしのぐためのシェルター資材を提供可能
受付方法:
■オンライン(https://www.msf.or.jp/donate_bin/onetime.php)
緊急支援対象から「フィリピン台風緊急援助」を選択
■ゆうちょ銀行
口座番号:00190-6-566468
加入者名:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
通信欄に「フィリピン台風緊急援助」と記入
■電話
0120-999-199(9:00〜19:00 無休、通話料無料)
「フィリピン台風緊急援助」とお伝えください。*クレジットカード決済
日本赤十字社 2013年フィリピン台風救援金を受け付けています
「日本ユニセフ協会はユニセフの為に日本で募金出来る唯一の団体です。デマに惑わされないでくださいね。今一番大事なのは、子供達の為に私たちもできることを考える事です」 アグネス・チャン
アグネス、ユニセフ協会への中傷に反論
デイリースポーツ 11月13日(水)
日本ユニセフ協会の大使を務めている歌手のアグネス・チャンが13日、ネット上で流れている協会への中傷に公式ブログで反論した。
アグネスの下へ、フィリピンで援助活動しているユニセフの代表からのメールが転送されてきた。
それによると400万人以上の子どもたちが被災したと見られ、救助活動は悪条件のなか必死に行われているという。
そんな様子をブログで伝えながら、アグネスは「なのに日本ユニセフ協会について無責任なネットの書き込みがあるそうです。悲しいですね。。。」と嘆いた。
日本ユニセフ協会は国際連合児童基金(ユニセフ)と協力協定を結び日本で寄付募集、広報・啓蒙活動を行う公益財団法人だが、ネット上では、ユニセフ本部とは別団体であることを理由に批判、非難する書き込みが多い。
アグネスはそんな書き込みに反論する。
「日本ユニセフ協会はユニセフの為に日本で募金出来る唯一の団体です。デマに惑わされないでくださいね。今一番大事なのは、子供達の為に私たちもできることを考える事です」
日本ユニセフ協会は目下、フィリピンの被災者のために緊急募金を募るとともに、ユニセフ本部が既に専門家を派遣、支援物資約60トンが13日中に現地に搬入されることを伝えている。