「ドラゴン・タトゥーの女」2012
この映画は何の前情報も入れずに観た方がヨイですな
観る予定はなかったのですが たまたまね
これがなかなかの当たりでした
連続殺人者がわかるまでは隙の無いビッチビチの完璧なサスペンス
ド頭からツエッペリンの「移民の歌」の現代バージョンで盛り上げてくれます

そして怒濤のテンポの良さ
伏線と平行線
緊張と緩和の連発技
マックノートPCを駆使した調査フェチ ファイルフェチ感満載
そこそこエグイ暴力描写と異常殺人描写
デビッド・フィンチャ−監督は「それほど連続殺人には興味はない」とゆーてますが
なかなかの職人技で見せてくれはるのです
そしてやっぱしハリセンボン箕輪はるかバリのエエ仕上がりを見せたヒロイン リスベット・サランデル/ルー二・マーラ
パトリシア・ルーニー・マーラ(Patricia Rooney Mara, 1985年4月17日 - )

SEXシーンのモザイクがウザいですが映倫なら仕方ないのか
金髪美女に変身するギャツプもサービスシーンとしてありですな
ストイックでカッコイイ出来上がりです
特にアナルレイプされた復讐にアナルディルド+豚タトゥー彫に痺れました
映画の途中からノリが変わってきますが やっぱしストイックでキモチ悪いだけじゃ勿体ないですからね
緩くなってもエエと思います

ビッチビチの怒濤サスペンスから
いきなしジャパニーズゆるゆるサスペンスドラマに出てくるよーな
主演者たちの恋愛路線には「エ〜うっそぉ〜!」ゆーてまいます
これがハリウッド製のサービス精神とゆーやつでしょうか
僕はエエと思います
ラストは悲恋で幕切れ
これは「次回作に続く!」とゆー伏線でしょうか
「うっそぉ〜!」ゆーてまいます
エンドロール中 唇と舌を交互に噛み締めてまいました
次回作にはサスペンスもんには必須な山村紅葉さんをぜひキャスティングしていただきたく思います



「原作者のスティーグ・ラーソンが『長くつ下のピッピ』にリスベットのインスピレーションを受けていたことは知っていた。
ピッピはやせこけ小さな体をした孤児だけど、ものすごく強くて、いつも悪者たちと戦っているの」ルーニ・マーラ



独りぼっちの壁「ソーシャルネットワーク」byデヴィッド・フィンチャー


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