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「訪問・家庭保育どちらでも可」2歳男児死体遺棄・ベビーシッター物袋勇治容疑者(26)逮捕

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<2歳児死亡>遺棄容疑で26歳シッター逮捕

埼玉県富士見市東みずほ台のマンション一室で、ベビーシッターに預けられた男児の遺体が見つかった事件で、
神奈川県警は18日午後、ベビーシッターの物袋(もって)勇治容疑者(26)を死体遺棄容疑で逮捕した。
同日午前、物袋容疑者が「保育室」として使用していたとみられるこの部屋を同容疑で家宅捜索し、裏付けを進めていた。

県警によると、死亡していたのは横浜市磯子区の無職女性(22)の長男で山田龍琥(りく)君(2)。
県警は18日に司法解剖して死因を調べる。一緒にいた次男(8カ月)は保護され、目立った外傷はない。

これまでの県警の任意聴取に対し、物袋容疑者は「帰す予定の16日の昼に薬を飲んで寝てしまい、翌朝に目覚めると亡くなっていた」と説明しているという。

県警は、死亡した龍琥君の遺体を物袋容疑者が放置していたとみて18日未明、死体遺棄容疑で逮捕状を請求した。
遺体は保育場所の3LDKマンションから見つかり、場所を移すなどの具体的な遺棄行為が見られないため、証拠の積み重ねに向け並行して捜索を実施したとみられる。







埼玉県富士見市のマンションで2歳の男の子の遺体が見つかり、ベビーシッターの男が逮捕された事件で、山田龍琥ちゃん(2)の母親が取材に応じ、「助けられなくてごめんね」などと言葉をつまらせました。

死亡した龍琥ちゃんの母親:「一番大事な龍琥に申し訳なかったと思っています。あの時、助けられなかったので、ごめんねとしか言えない。(以前、物袋容疑者に)上の子(龍琥ちゃん)を預けた時に顔が腫れていたり、背中にあざがあったりして」「(Q.今回、なぜ物袋容疑者に預けた?)その人(物袋容疑者)だと分からなくて。分かっていたら、預けていなかった。(物袋容疑者がネット上で)名前を変えていたので、『山本』という名前で」

物袋容疑者の父親:「あざがあったということを(物袋容疑者)に聞いたら、『(子どもを)殴ってはいない』と話していた。実際に子どもが亡くなっているので、正直に話してもらいたい」






シッター:資格ないのに「保育士です」逮捕時に物袋容疑者

埼玉県富士見市東みずほ台のマンション一室で預けられていた男児の遺体が見つかった事件で、神奈川県警が18日に死体遺棄容疑で逮捕、送検したのは、この部屋に住むベビーシッター、物袋(もって)勇治容疑者(26)。
逮捕時、物袋容疑者1は職業を聞かれ、「保育士です」と名乗ったという。
しかし、横浜市磯子区に住む母親(50)によると、昨年11月ごろ、宿泊保育などのサービスをうたうサイトを開設するまでは保育所で勤務経験はあるものの、保育士の資格はないという。

物袋容疑者はそのサイトの中で、「保育歴5年」「子どもたちとたくさん仲良くなりたい」と自己紹介。
ベビーシッターや一時預かりなどの保育サービス事業を行うとし、2歳男児の遺体が見つかった埼玉県富士見市のマンション一室について「家庭保育室」と紹介していた。

また、東京のIT会社が数年前から運営している同一名称のマッチングサイトにも登録し、
「私で良ければ力になります」などと書き込んで営業活動をしていた。

同サイトのプロフィルには「訪問・家庭保育どちらでも可」「希望保育料金¥1000/時」「24時間年中無休で活動」などと記載。利用者の書き込みに対しては「育児経験があります!」「サイト経由ですと承認に時間が掛かりますので直接御連絡を頂けませんか?」などと返信していた。

父親によると、物袋容疑者は地元の中学を卒業後、調理師の専門学校に進学。
卒業後は調理や運送関係の仕事を転々とし、いずれも長続きはしなかったという。

母親によると、その後、横浜市緑区の保育所で勤務。「チャイルドマインダー」と呼ばれる保育関係の民間資格の取得を目指し、通信教育などで学んでいた。
昨年11月ごろ、保育事業を始めたのと同時期に両親の元を離れ、埼玉県富士見市のマンションに転居していたという。母親は「息子は優しく子ども好き。『仕事が楽しい』と言っていた」と話した


毎日新聞 2014年03月18日






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