「ウォルト・ディズニーの約束」
Saving Mr. Banks
パメラ・トラバース(Pamela Lyndon Travers、P.L.Travers、1899年8月9日 - 1996年4月23日)
P.L.トラヴァース年譜
予想通り やっぱしヤラレました
しょっぱなの チムチムチェリーのピアノの音から「あ、くるな くるな」とは思っていて
心の準備はしていたのですが
凧に乗って飛びましょう とかなんとかゆー歌をみんなで唄って小躍りするとこで 堰が決壊して大号泣です
やっぱし デズニーさんはミュージカルで本領を発揮しはる
映画はこーでないとね 2014年 いまんとこ暫定1位の映画です
偏屈で頑固で譲らないおばはんパメラ・トラバースVSあきらめないファンタジースト粘着質なウォルト・デズニー
幼少時代の ダメダメお父さんの悲しいエピソードのひとつづつの積み石っつーのもありますし
あの幼少時代の娘さんが 姉の娘の幼少時代に似てたりして
ダメダメお父さんでも大好きっつーのがね
風に乗るために馬に乗って
それとディズニーランドのメリーゴーランドの木馬に乗るシーンとリンクしまして
そこから 一気に凧に乗るミュージカル仕立てに畳み掛けてくるんですな
無駄なシーン 無駄なカットがビタ一文なく 全部伏線として 後々に利いてきよるんです
運転手さんの雨より晴れが好きなエピソードやとかね
なんてことない会話を聞き逃さないでヨカッタと思います
ちなみに 自分は「メリーポピンズ」は観たことない派です
観る機会がなかったのと
観たいと思ったことが一度もなかった派です
ファンタジーもんが ほんとの所 糞嫌いっつーのもありますし
子供の時は木馬乗るのも大好きだったです
近所の銀行に木馬がありましてね その木馬に乗るのがものすごく好きだったので
その銀行に通う母親になんとか同行したかった感じですね
でも 大人になって ディズニーの近所に住んで
メリーゴーランドに乗ったのは1回だけです
全然楽しいとは思わなかったわけです
大人になっての木馬乗りは
凧も同じ
子供の時は凧作るのも飛ばすのも大好きやったのに
大人になって 子供と一緒に凧あげ
いまいち 楽しくないのですな
なんでかわかりませんが
あたりまえなんですかね
父親の存在ってデカイんですな
デズニーさんにしてもトラバースさんにしても
自分は父親には否定的で死ぬまでどーしても好きなれんかったんですが
その意味合いを 今後も考えたいとは思います
あと やっぱし ディズニー映画はくどいんです
さすがです
ラストにテープレコーダーに吹き込まれた実際のパメラ・トラバースの肉声でのダメ押しです
さすがに あのテープレコーダーの機器からは出ていないと思うのですが
声が終わったとこで テープもからから回るとゆー念の入れよう
デズニーは粘着質です
とことん くどく やり切っていただけます
さすが
機会があれば そのうち「メリーポピンズ」を観てみてもいいのかなと思います
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