よど号日本人村:広大な敷地に衛星テレビ 北朝鮮が厚遇
1970年3月の日航機「よど号」ハイジャック事件で北朝鮮に渡り、
欧州で日本人拉致にも関与したとして国際手配されているよど号グループが暮らす施設「日本人村」について、
毎日新聞は内部を撮影した写真を入手した。
公安当局によると、かつては「日本革命村」と呼ばれ、
ピーク時には妻子も含め計36人が暮らしたとされる日本人村の様子が公開されるのは極めて珍しい。
庭木の手入れが行き届いた広大な敷地にはグラウンドや一般国民には認められていないとみられる衛星放送の受信施設もあるなど、
事件から約45年が経過した今も北朝鮮当局による厚遇ぶりがうかがえる。
日本人村は平壌中心部から約20キロ離れた大同江のほとりにある。
村の管理や警備にあたる専従のスタッフが配置され、家庭菜園や来客者向けの宿舎もあった。
国際電話用の通信回線も最近整備され、インターネットはできないが、パソコンで電子メールの送受信もできる。
NHKや米CNNのニュースも見ることができたという。
公安当局によると、現在、日本人村で暮らしているのは小西隆裕容疑者(69)ら6人とみられる。
平壌中心部のビルで中古車などを扱う貿易会社を運営していたとされるが、
ビルは昨年7月に当局に返還されたといい、事実上の隠居生活に入った可能性があるという。
よど号グループを巡っては、日本政府はメンバー全員の身柄引き渡しを北朝鮮に求めている。
しかし、グループはハイジャック事件については事実関係を認めるものの、
有本恵子さん(当時23歳)ら日本人拉致事件への関与は否定し、帰国を拒んでいる。
毎日新聞 2014年05月16日
よど号犯と家族が毎朝唱えた「日本革命村10の誓い」救う会 全国協議会
「日本革命村10の誓い」
1、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の革命思想で日本を金日成主義化するため青春も生命も捧げて闘うことを誓います。
2、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志と親愛なる指導者金正日同志を忠誠の一心を持って高く仰ぎ戴くことを誓います。
3、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の権威と威信を絶対化し、首領様を擁護、防衛するために親衛隊、突撃隊、決死隊になることを誓います。
4、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の革命思想を信念化し、首領様の教示を信条化し日本革命勝利のため、社会主義・共産主義偉業のため最後の血の一滴まで捧げて闘うことを誓います。
5、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の教示と親愛なる指導者金正日同志の教えを無条件、徹底して遂行し、任務を貫徹することを誓います。
6、我々日本革命家は、日本革命の指導者である田宮同志を中心とする全党の思想的意思統一と革命的団結を強化することを誓います。
7、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志と親愛なる指導者金正日同志に学び、共産主義的風貌と革命的活動方法、人民的活動作風を所有、体得していくことを誓います。
8、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志と親愛なる指導者金正日同志から授かった政治的生命を大切に守り、首領様の高い政治的信任と配慮に高い政治的自覚によって、忠誠心で応えていくことを誓います。
9、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志と親愛なる指導者金正日同志の唯一的指導の下に、組織の秘密を命懸けで守りながら活動することを誓います。
10、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の導きの下、日本革命の偉業を代を継いで最後まで継承し完成させていくことを誓います。
よど号ハイジャック事件、1970年3月31日
よど号グループ
1970年によど号ハイジャック事件を起こし、朝鮮民主主義人民共和国に亡命した赤軍派グループ。よど号赤軍とも呼ばれる。
メンバー
田宮高麿 1943年生 27歳 大阪市大2部 赤軍派軍事委員長。1995年11月30日、平壌で病死。
小西隆裕 1944年生 26歳 東大医学部中退 北朝鮮在住
岡本武 1945年生 25歳 京大農学部中退 1988年死去?
田中義三 1948年生 22歳 明治大学 2007年死去
魚本公博 1948年生 22歳 関大除籍 北朝鮮在住
若林盛亮 1947年生 23歳 同志社大除籍 北朝鮮在住
赤木志郎 1947年生 23歳 大阪市大除籍 北朝鮮在住
吉田金太郎 1950年生 20歳 1985年病死?
柴田泰弘 1953年生 17歳 2011年病死
北朝鮮による日本人拉致問題
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1970年3月の日航機「よど号」ハイジャック事件で北朝鮮に渡り、
欧州で日本人拉致にも関与したとして国際手配されているよど号グループが暮らす施設「日本人村」について、
毎日新聞は内部を撮影した写真を入手した。
公安当局によると、かつては「日本革命村」と呼ばれ、
ピーク時には妻子も含め計36人が暮らしたとされる日本人村の様子が公開されるのは極めて珍しい。
庭木の手入れが行き届いた広大な敷地にはグラウンドや一般国民には認められていないとみられる衛星放送の受信施設もあるなど、
事件から約45年が経過した今も北朝鮮当局による厚遇ぶりがうかがえる。
日本人村は平壌中心部から約20キロ離れた大同江のほとりにある。
村の管理や警備にあたる専従のスタッフが配置され、家庭菜園や来客者向けの宿舎もあった。
国際電話用の通信回線も最近整備され、インターネットはできないが、パソコンで電子メールの送受信もできる。
NHKや米CNNのニュースも見ることができたという。
公安当局によると、現在、日本人村で暮らしているのは小西隆裕容疑者(69)ら6人とみられる。
平壌中心部のビルで中古車などを扱う貿易会社を運営していたとされるが、
ビルは昨年7月に当局に返還されたといい、事実上の隠居生活に入った可能性があるという。
よど号グループを巡っては、日本政府はメンバー全員の身柄引き渡しを北朝鮮に求めている。
しかし、グループはハイジャック事件については事実関係を認めるものの、
有本恵子さん(当時23歳)ら日本人拉致事件への関与は否定し、帰国を拒んでいる。
毎日新聞 2014年05月16日
よど号犯と家族が毎朝唱えた「日本革命村10の誓い」救う会 全国協議会
「日本革命村10の誓い」
1、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の革命思想で日本を金日成主義化するため青春も生命も捧げて闘うことを誓います。
2、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志と親愛なる指導者金正日同志を忠誠の一心を持って高く仰ぎ戴くことを誓います。
3、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の権威と威信を絶対化し、首領様を擁護、防衛するために親衛隊、突撃隊、決死隊になることを誓います。
4、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の革命思想を信念化し、首領様の教示を信条化し日本革命勝利のため、社会主義・共産主義偉業のため最後の血の一滴まで捧げて闘うことを誓います。
5、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の教示と親愛なる指導者金正日同志の教えを無条件、徹底して遂行し、任務を貫徹することを誓います。
6、我々日本革命家は、日本革命の指導者である田宮同志を中心とする全党の思想的意思統一と革命的団結を強化することを誓います。
7、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志と親愛なる指導者金正日同志に学び、共産主義的風貌と革命的活動方法、人民的活動作風を所有、体得していくことを誓います。
8、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志と親愛なる指導者金正日同志から授かった政治的生命を大切に守り、首領様の高い政治的信任と配慮に高い政治的自覚によって、忠誠心で応えていくことを誓います。
9、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志と親愛なる指導者金正日同志の唯一的指導の下に、組織の秘密を命懸けで守りながら活動することを誓います。
10、我々日本革命家は、偉大な首領金日成同志の導きの下、日本革命の偉業を代を継いで最後まで継承し完成させていくことを誓います。
よど号ハイジャック事件、1970年3月31日
よど号グループ
1970年によど号ハイジャック事件を起こし、朝鮮民主主義人民共和国に亡命した赤軍派グループ。よど号赤軍とも呼ばれる。
メンバー
田宮高麿 1943年生 27歳 大阪市大2部 赤軍派軍事委員長。1995年11月30日、平壌で病死。
小西隆裕 1944年生 26歳 東大医学部中退 北朝鮮在住
岡本武 1945年生 25歳 京大農学部中退 1988年死去?
田中義三 1948年生 22歳 明治大学 2007年死去
魚本公博 1948年生 22歳 関大除籍 北朝鮮在住
若林盛亮 1947年生 23歳 同志社大除籍 北朝鮮在住
赤木志郎 1947年生 23歳 大阪市大除籍 北朝鮮在住
吉田金太郎 1950年生 20歳 1985年病死?
柴田泰弘 1953年生 17歳 2011年病死
北朝鮮による日本人拉致問題
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