澁澤龍彦とゆー人が 自分の中での印象が変わったのは ここ最近の50歳を過ぎてからであります
澁澤龍彦って人は何でもかでも小難しいことをゆーたり
不思議やキモチ悪いやシュールや異形や耽美やそれ系のことをあざとくほざいとるとゆー印象があったんですな
ビタ一文読んだことがないのに
ところがですな 最近 図書館で タイトルは忘れましたが澁澤龍彦著の美術評論本を借りて
これが めっぽーわかり易く ツボをついていて しかも言い回しがとても面白くとゆー
今までの澁澤龍彦イメージがガラッと変わったわけです
そして 昨日アマゾンさんから 送料+1円で届いたこの本
「三島由紀夫おぼえがき」
澁澤龍彦著
中公文庫
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アマゾン評が 好印象だったので 速攻ポチしましたものです
この本が またこれ 実に素ん晴らしい
二人の会った時の出来事や 三島由紀夫って人の人物評が 実にわかりやすく 言い回しが なんかオモロいわけです
いや 別に オモロイ言い方 笑かす言い方をしとるわけではないんです
きわめて真面目な言い方なんですが
澁澤龍彦とゆー人の文体とでもゆーんでしょうか お人柄とゆーんでしょうか
なんか愛嬌があるとゆーか チャーミングなんです
そんなわけだから 当然 三島由起夫のことも ものごっついチャーミングな人物のように書かれてあって
思春期のチンコビンビンの頃の心持ちによくマッチしていた三島由紀夫もんを
もう一度全部 読み返してみたくなってくるわけですな
チンコビンビンの頃に読んだ三島由紀夫と チンコしょぼしょぼの今の自分が接する三島由紀夫はまた違うのではないかと
そして当然ながらチャーミングーな澁澤龍彦さんについても もっともっと読み進めていかんとアカンバイと思う次第です
ほんと澁澤龍彦を見落としていたことに気づいてヨカッタでやんす
澁澤 龍彥(1928年5月8日 - 1987年8月5日)
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