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理化学研究所の笹井芳樹・発生再生科学総合研究所副センター長(52)が5日、神戸市内で自殺

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理研:笹井芳樹副センター長、研究室で死亡 現場に遺書

理化学研究所によると、5日午前9時前、神戸市中央区の先端医療センター5階の研究室で、
理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が倒れているのを、巡回中の警備員が発見した。
間もなく死亡が確認された。現場には遺書のようなものが残されていたという。

笹井氏は問題化しているSTAP細胞論文の責任著者の一人。


(毎日新聞 2014年08月05日)

<理研>笹井芳樹副センター長が研究棟で自殺 現場に遺書

STAP細胞論文の責任著者の一人である理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市中央区)の笹井芳樹副センター長(52)が5日朝、CDBと隣接する先端医療センター内で首つり自殺を図り、兵庫県警が午前11時3分、搬送先の病院で死亡を確認した。遺書が残されていたという。STAP細胞を巡っては、理研が4月以降、論文通り再現できるか検証実験を進めており、8月中に中間報告を出す予定だった。

県警によると、先端医療センターの研究棟はCDBと通路でつながっており、笹井氏は研究棟の4階と5階の間にある踊り場で、手すりにくくりつけたひも状のもので首をつっているのが見つかった。午前8時40分ごろに発見され、110番通報があった。笹井氏は半袖シャツにスラックス姿。踊り場には革靴と遺書の入ったカバンが置かれていたという。

 笹井副センター長は1986年に京都大医学部を卒業。京大教授を経て理研に入り、2013年から現職。胚性幹細胞(ES細胞)研究の第一人者として世界的に有名だった。

 STAP細胞論文では、責任著者の一人として、筆頭著者の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)を指導し、今年1月の記者会見に同席。論文が不正と認定された後の4月には東京都内で会見し、指導の不備を謝罪したが、STAP細胞の存在そのものには自信を見せていた。理研が進めている検証実験には小保方氏も参加している。

毎日新聞 8月5日(火)





理研の笹井氏が自殺図る STAP細胞論文の責任著者

兵庫県警によると、理化学研究所の笹井芳樹・発生再生科学総合研究所副センター長(52)が5日、神戸市内で自殺を図った。病院に運ばれ、救命措置がとられているという。

 笹井氏は新型万能細胞とされた「STAP細胞」論文の責任著者の一人で、小保方晴子氏(30)とともに今年1月末、論文の発表記者会見に出席した。その後、論文に疑義が示されたことを受けて、論文の撤回に同意していた。


(2014.8.5 産経ニュース)

笹井 芳樹(1962年(昭和37年)3月5日 - 2014年8月5日)



小保方氏、一時は笹井氏の研究室でも作業

理化学研究所の笹井芳樹副センター長(52)は、再生医学の分野で世界的な注目を集める研究者で、STAP細胞論文では小保方晴子研究ユニットリーダーの論文執筆の指導や研究デザインなどに深く関与した。

 小保方氏は一時、笹井氏の研究室でもSTAP細胞の研究をしていた。論文に不正が認定された後は、4月中旬に記者会見し「STAP現象は合理性の高い仮説」と釈明していた。

 笹井氏は兵庫県出身。1986年に京都大医学部を卒業し、98年に36歳の若さで京都大再生医科学研究所の教授になった。2003年に理研に拠点を移し13年から副センター長を務めた。

 京都大の山中伸弥教授と共に12年にノーベル賞を受賞した英国のジョン・ガードン博士の孫弟子。ばらばらの細胞が集まってひとりでに構造を作る「自己組織化」という手法を用いて、胚性幹細胞(ES細胞)から立体的な脳や目の組織をつくり大きな話題を呼んだ。

 13年度にはES細胞や人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った目の病気の治療を目指す国のプロジェクトの拠点長に選ばれ、研究成果の医療応用にも乗り出していた。

(共同 2014年8月5日 )




万能細胞:STAP論文問題 笹井芳樹・発生・再生科学総合研究センター副センター長のコメント 抜粋

このたびは、STAP現象に関する二つの論文につき、論文構成上の複数の過誤・不備が判明し、多方面への混乱を招きましたことを共著者に加わるものとして心よりおわび申し上げます。今回の論文が記述したSTAPは、これまでの常識を越えた細胞制御の現象の報告であり、生物学的に特別な意味を持つ新原理の提案を含んでいます。こうした大きな結論を導く論文に、図らずも複数の過誤が論文に発見されたことは、深く遺憾に思っております。

 論文に関する二つの項目では、写真の合成のあり方が不適切で改ざんに当たること、免疫染色の画像の取り違いが捏造(ねつぞう)の範疇(はんちゅう)に当たること、という大変厳しい評価を受けました。これらの判断を受けました状況は非常に残念であり、心痛の極みであります。

 私は、既に作成された図表データを基に、文章を書き上げる面で他の共著者に教授・助言をする役割を主に担っており、今回問題となりました図表データの過誤は全く認識せずにおりました。このことには忸怩(じくじ)たる思いでございますが、これらは自らの研究室以外で既にまとめられていた図表データであり、他の実験結果との整合性が高いものであったため、画像の取り違えやデータの処理上の不適切な過程について気付き、それを事前に正すことには限界がありました。しかし、報告書にあるように、いかなる場合も実験の詳細にさかのぼった検討の努力を行うべきであり、この点が不足していたとのご指摘は深く反省すべきものとして真摯(しんし)に受け止めております。

 なお、免疫染色の画像の件では、画像の不正流用の組織的な隠匿などの疑義を問う一部の報道がありましたが、そういった事実は一切ないことをここに述べさせていただきます。

 これまで、多くのご質問を私にいただきながら、残念ながら大半についてお答えができませんでした。これらの観点から、主だったものに関しては、今後、まとめた形での回答と解説を私のほうから用意することを鋭意検討しております。

 現象の真偽は、今後の生物学研究に大きな影響をもつものであり、今後、その検証は厳密かつ公正に行うことが必須であると思います。理研内外での予断のない再現検証に対して積極的に協力したいと思っております。


毎日新聞 2014年04月02日




小保方氏の過激バッシング報道続々 文春「乱倫な研究室」新潮「捏造にリーチ!」

週刊誌が「STAP細胞」論文不正問題に揺れる小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)に対するバッシング報道がますます過激化してきた。

中でも「小保方晴子さん 乱倫な研究室」と刺激的なタイトルを付けたのが、2014年3月19日発売の週刊文春だ。

共著者・笹井氏にとっては「シンデレラ」?

小保方氏を詳しく追及した週刊文春、週刊新潮
小保方氏を詳しく追及した週刊文春、週刊新潮

文春は、一連の騒動の裏には「不適切な『情実人事』」があったと指摘する。その背景として紹介しているのが、当時、理研チームリーダーだった若山照彦氏に対する「猛アタック」だ。記事上では、元同僚が「『センセ、センセ』とずっと追いかけ回すような感じ」「(同じラボに勤務する若山氏の)奥さんが帰宅すると、すぐに『先生、ごはん食べにいきましょう』(と言っていた)」などと証言している。

また、共著者である笹井芳樹氏からの「寵愛」があったとも伝えている。「ES細胞の第一人者」として知られる笹井氏が小保方氏のユニットリーダー就任を積極的に推薦したと言われているといい、小保方氏を「僕のシンデレラ」と呼んでいたという。疑惑浮上後には映画「ボディ・ガード」になぞらえたのか、「僕はケビン・コスナーになる」とも語っていたというのだ。

同日発売の週刊新潮も刺激的だ。「捏造にリーチ!『小保方博士』は実験ノートもなかった!」と題した特集記事で、小保方氏の研究姿勢を問題視した。記事で紹介している理研関係者の話によれば、小保方氏は研究者にとって「命」ともいえる実験ノートをしっかり整理しておらず、実験で使った細胞切片もすぐに捨ててしまうなどずさんに管理していたそうだ。また、共同研究者のハーバード大学医学部教授、チャールズ・バカンティ氏の過去の業績も「怪しい」と指摘し、「エアSTAP細胞」の可能性を暗示する。

「品性のなさが酷い」と批判の声も

両誌共通のエピソードもある。高校時代、バレー部のマネージャーをしていた小保方氏が、交際していなかった男性部員について「付き合っている」と吹聴していたという証言を「妄想リケジョ伝説」(文春)、「エア彼氏」(新潮)として紹介し、プライベートな話を今回の騒動に結びつける。

文春、新潮両誌とも報道の中身がどこまで本当かは分からないが、小保方氏の個人攻撃にも近い書き方だ。

他誌でも「『第2の森口』『科学界の佐村河内』とまで指弾されて オボちゃんはなぜ『やっちまった』のか」(週刊ポスト)、「小保方晴子さんを踊らせた『ケビン・コスナー上司』の寵愛」(女性セブン)などと疑惑や内実を追及して盛り上がっている。

一連の騒動が世間の関心を集めていることは間違いなく、不正が意図的であったとすればバッシングも免れられない。だが、週刊文春をはじめとする週刊誌のこうした報道ぶりには疑問の声も出ている。インターネット上では、

「有名週刊誌による小保方さんへの人格攻撃が始まった」
「まるで親の仇への如きこき下ろしが、下衆な感覚満載で流石に気持ち悪い」
「週刊誌の小保方さん叩きの品性のなさが酷い。吐き気を催す」 「小保方さんをしゃぶりつくそうとしている」

といった声が多々あがっている。

経済学者の池田信夫氏も、

「週刊文春はSTAP細胞の疑惑にはほとんどふれないで、男女関係のゲスの勘ぐりばかり。オヤジの関心は、そこしかないのか」

とツイッターでコメントしている。


(2014/3/19 jcastニュース)

世界の三大不正

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