中尾伸也、妻知佐両被告を殺人容疑で再逮捕、親族を含む連続殺人に発展

＜筑後・連続変死＞夫婦を再逮捕…親族男性殺害容疑

福岡県筑後市でリサイクル店を経営していた夫婦が元従業員への殺人罪で起訴された事件で、親族の男性を殺害したとして、県警筑後署捜査本部は６日、中尾伸也（４７）、妻知佐（４５）両被告を殺人容疑で再逮捕した。新たに男性の妻で知佐容疑者の妹（３６）も傷害致死容疑で逮捕した。

夫婦の周囲で少なくとも４人が行方不明になっており、うち３人の骨の一部が見つかっていた。夫婦が殺人容疑で逮捕されるのは２回目で、事件は被害者に親族を含む連続殺人に発展した。

　捜査関係者や夫婦の知人によると、男性と知佐容疑者の妹は就学前の長男と共に２００６年３月に筑後市に転入し、両容疑者が経営するリサイクル店で働いていたが、間もなく家族で行方が分からなくなった。県警は県外で妹の所在を確認したが、男性と長男は確認できなかった。

　県警は、両容疑者と知佐容疑者の妹が、男性を支配下に置いた上で暴行を繰り返し殺害したとみている。

　中尾容疑者は当初、男性の家族について「夫婦間のもめ事で勝手に出て行った」と話していたが、その後、男性とその長男の「死亡に関与し遺棄した」と供述した。県警は５〜６月、筑後市の中尾容疑者の実家の庭と近くの川を捜索し、川底から男性とＤＮＡ型が一致する骨の一部を見つけた。長男は見つかっていない。


（毎日新聞 8月6日）



従業員同士けんかさせる＝暴力で逆らえない状態に―中尾容疑者夫婦・福岡県警

福岡県筑後市のリサイクルショップ経営中尾伸也容疑者（47）夫婦の元従業員殺害事件で、夫婦が、従業員同士で殴り合いのけんかをさせていた疑いがあることが21日、捜査関係者への取材で分かった。県警筑後署捜査本部は、夫婦が日常的な暴力で従業員を追い詰め、逆らえないようにしていたとみて捜査している。
　
捜査関係者などによると、中尾容疑者は2003年春ごろ、筑後市内にリサイクルショップを開業。日高崇さん＝当時（22）＝ら複数の従業員を当時の自宅アパートに住まわせ、一緒に生活していた。
　
従業員は、こうした共同生活の中で、わざと殴り合いをさせられるなどしていたという。ショップの近隣住民も、中尾容疑者と知佐容疑者（45）夫婦が深夜、従業員を怒鳴り付ける様子を目撃していた。
　
夫婦は日常的な暴力や威圧的な言動で、従業員らを精神的に追い詰め、逆らえない状態にしていたとみられる。　

(時事通信 6月21日)

筑後事件:３体目の骨は中尾伸也の嫁知佐被告の妹の夫

　
「親族の父子を含む４人を死なせ、遺体を遺棄した」中尾伸也容疑者（４７）

「妻に言われて殴ったり庭に埋め白骨化待ったり」中尾伸也容疑者（４７）

「従業員の遺体を実家の庭に埋めた」中尾伸也被告（４７）と妻の知佐被告（４５）殺人容疑で再逮捕

中尾伸也容疑者(47)中尾知佐容疑者(45)周辺で行方不明者多数



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