神岡さんは吉田さんが不明になる直前、
吉田さんが別の男性と一緒にいる写真をネットで公開し、
知人に
「こいつ殺るから 優しい俺やめた マジ 殺人衝動ヤバし」、
「いやーここまで舐められたのは初めてだよ」、
「殺すから」とメッセージを送っていた
平塚市女性殺害 元交際相手を逮捕
去年11月、神奈川県平塚市の川で殺害された女性の遺体が見つかった事件で、神奈川県警は15日午前、女性の元交際相手の男を死体遺棄の疑いで逮捕した。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、遺体で見つかった女性の元交際相手で、神奈川県大和市に住む神岡誠治容疑者(34)。警察によると神岡容疑者は去年10月下旬、吉田綾奈さん(当時26)の遺体を掛け布団などに包むなどして車で運び、平塚市の相模川に遺棄した疑いが持たれている。
神岡容疑者は逮捕前、日本テレビの取材に対し、事件とは無関係を装っていた。
神岡容疑者「(犯人には)早く出てきてほしいという感じです。早急に」「(Q:犯人への怒りは)ないって言ったらおかしいですけど」「(吉田さんと)2年も付き合ってて、こんなことになって、今心の整理ついてないんで、正直何て言ったらいいか…非常に残念です」
警察の調べに対し、神岡容疑者は「相模川に捨てたことは間違いありません」と容疑を認めているという。
捜査関係者によると、吉田さんは行方不明になる直前、母親に「神岡容疑者のところに荷物を取りにいく」と話していたということで、警察は、神岡容疑者が吉田さんの殺害にも関わったとみて詳しく調べる方針。
(2015年1月15日 日テレニュース)
去年11月、神奈川県平塚市で女性の遺体が見つかった事件で、警察は15日、元交際相手の男を逮捕した。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、遺体で見つかった女性の元交際相手で神奈川県大和市に住む神岡誠治容疑者(34)。神岡容疑者は遺体発見の翌日、日本テレビのインタビューに答える余裕もみせていた。
「(吉田さんは)優しくて。こないだも、自分の家に来た時に、洗濯物たたんでくれたり。別れているのにもかかわらず」
事件が発覚したのは去年の11月5日。平塚市の相模川で、布団などにくるまれロープでぐるぐる巻きにされた遺体が見つかった。内側にはコンクリートブロックが2個入れられた状態だった。遺体で見つかったのは厚木市の無職・吉田綾奈さん(当時26)。頭を鈍器のようなもので複数回殴られ、殺害されていた。神岡容疑者は「相模川に捨てたことは間違いありません」「綾奈を川に捨ててすみませんでした」と容疑を認めているという。
吉田さんと神岡容疑者は、去年の9月まで2年間ほど交際していたという。2人の間に何があったのだろうか。
吉田さんの遺体が発見された翌日、神岡容疑者は何食わぬ顔でインタビューに答えていた。
「(Q:吉田さんとはどういった関係?)一応、元彼女と彼氏みたいな感じ」
「(Q:今回、ニュース聞いてどう思った?)いや、まさかなと思って」
「(Q:吉田さんと最後に会ったのは?)先々週の日曜日(行方不明になる前日)。(吉田さんが)朝方に来て、自分の家で会う予定だったので」
神岡容疑者の説明によると、吉田さんに会ったのは吉田さんが行方不明になる前日のこと。この日の朝、自宅に来た吉田さんと話した後、夜、車で吉田さんを母親の自宅まで送ったという。その後、吉田さんは日付が変わった27日未明、母親に「元交際相手のところに荷物をとりに行く」と言って家を出たまま行方不明となった。
神岡容疑者にこのことを問いただすと、吉田さんを自宅に送った後にももう一度、会っていたと説明した。
「1回帰ってきて、(吉田さんの)忘れ物があったから届けに行った」
「(Q:忘れ物って何?)パーカです」
神岡容疑者によると、忘れ物のパーカを届けたのは日付が変わる前だったという。
しかしその時間帯、神岡容疑者は友人に不可解なメッセージを送っていた。メッセージが書き込まれた時刻は、神岡容疑者と吉田さんが会った日の午後11時25分。吉田さんが別の男性と親しげにする写真をネット上で見つけたとした上で、神岡容疑者はこう書き込んでいた。
神岡容疑者からのメッセージ
「こいつ殺るから。優しい俺やめたー。マジ殺人衝動ヤバし」
「八王子にいるみたいなんで、見たら教えて。殺すから。頼むわ」
「さっきまでこいつといて、喧嘩して家に送ったらこの画像。いやーここまで舐められたのは初めてだよ。殺すから。殺すから」
そこには、吉田さんへの強い殺意が書き込まれていた。
神岡容疑者は、警察の取り調べに対し「パーカを渡しに行って、その時彼女が車に乗った」「(車で移動中)男女関係のトラブルがあって死んでしまいました」と話したという。
一方、吉田さんは殺害される前から神岡容疑者の嫌がらせに悩んでいたという。吉田さんは去年10月、友人に「神岡せいじってやつです。なんか言われたりしたらいって下さい…ずうと別れてから嫌がらせされてて」と、神岡容疑者の名前をあげてトラブルを伝えていた。
インタビューした日の夜、神岡容疑者にあらためてトラブルについて問いただした。
「(Q:吉田さんは『今怖い思いをしている』と書き込みしていますが?)自分とのこともあったと思うんですよね。多少」
「(自分が)女とかと遊ぶじゃないですか。(吉田さんに)遊んでるんじゃねぇよと言われ、(吉田さんの)書き込みを見てみて、『自分だって遊んでるんだろ』みたいな」
「(Q:嫉妬みたいな?)そうですね。結構あったんですよね。そこはお互いさまだとオレは思っているんですけど」
たわいのないケンカだと主張していた。
吉田さんの遺体が発見された翌日、取材に応じた神岡容疑者は、犯人に出てくるよう呼びかけた。
「(Q:犯人に対してなんて言いたい?)何でそうなったか分かんないけど、出てきてほしい」
「(Q:怒りとかは?)怒りもないって言ったらおかしいですけど、まだ心の整理ついていないんですよね。なんとも」
吉田さんの両親は、神岡容疑者の逮捕を受け、コメントを寄せた。
吉田さんの両親のコメント「神岡誠治が逮捕されたと知りました。娘がいなくなって心配する私達と一緒に探してくれたのは、全て彼の偽装工作だったのかと思うと、裏切られたという気持ちで一杯です。親として助けてあげられなかったことが何よりも悔しいです」
警察は、神岡容疑者が吉田さん殺害に関わったとみて詳しく調べる方針。
(2015年1月15日 日テレニュース)
昨夏も口論、女性のバッグ奪う…平塚遺棄容疑者
神奈川県平塚市馬入の相模川で昨年11月、布団にくるまれた厚木市の吉田綾奈さん(当時26歳)の遺体が見つかった事件は15日、捜査開始から2か月あまりを経て、元交際相手の大和市柳橋、建設作業員神岡誠治容疑者(34)が死体遺棄容疑で逮捕されるという急展開を見せた。
吉田さんの死因は右側頭部の脳挫滅で、今後は吉田さんが死亡した経緯の解明が捜査の焦点となる。
県警幹部の説明によると、吉田さんは昨年10月27日未明、横浜市瀬谷区にある母親宅から、忘れ物のパーカを届けに来た神岡容疑者の車に乗車し、行方不明となった。神岡容疑者は「大和市に移動する車内で交際を巡ってトラブルになり、(吉田さんが)亡くなった」と供述しているという。
神岡容疑者と吉田さんは昨年7月、大和署管内の路上で口論し、付近住民の通報で署員が駆け付けていた。神岡容疑者は吉田さんのバッグを持ち帰っており、吉田さんは翌日、大和署を訪れ、「バッグを取り戻したいが、処罰は望まない」と説明。署員が3回、神岡容疑者に電話をかけたがつながらなかった。このため、署員が「一緒に(神岡容疑者を)訪ねますか」と持ちかけたが、吉田さんは「母親が仲介に入るのでもう大丈夫」と話したという。
平塚署捜査本部は14日朝、神岡容疑者に任意同行を求め、事情聴取を始めた。捜査関係者によると、神岡容疑者は当初、雑談には応じる一方、事件について詳しい説明をしなかったが、同日夜には吉田さんの遺体を遺棄したことを認め、「綾奈を川に捨てた」と漏らした。このため捜査本部は逮捕状を請求、15日には神岡容疑者の逮捕に合わせ、自宅や車を捜索した。
神岡容疑者宅の近所の住人(43)によると、神岡容疑者は事件後、夜中にマスクや帽子で顔を隠して勝手口から帰宅するなど、人目を避けるように生活していた。この住人は、2013年春頃から、吉田さんとみられる女性が泣く姿を見かけたり、「痛い、やめて」と叫ぶ声を聞いたりしていたといい、「逮捕されたことで、やっと一段落するのかな」とほっとした様子を見せた。
神岡容疑者の逮捕を受け、吉田さんの遺族は代理人弁護士を通じ、「これから資格を取ったりして頑張っていきたいと娘から聞いたばかりでした。娘の将来を思うと無念でならず、許せません」とするコメントを出した。
(2015年01月16日 読売オンライン)
神奈川県平塚市の川で女性の遺体が布団などに包まれて見つかった事件で、
逮捕された元交際相手の男が「布団などは自分の身の周りのものを使った」などと供述していることがわかりました。
死体遺棄の疑いで逮捕された神奈川県大和市の建設作業員、神岡誠治容疑者(34)は
去年10月下旬、元交際相手の吉田綾奈さんの遺体を平塚市の相模川に遺棄した疑いがもたれています。
神岡容疑者はこれまで「吉田さんと車内でトラブルになり、死んでしまった。車で吉田さんの遺体を運んで川に棄てた」などと供述していることがわかっています。
その後の調べで「遺体を包んでいた布団や縛るのに使ったロープなどは自分の身の周りにあるものを使った」などと供述していることが分かりました。
警察は15日、神岡容疑者の乗用車などを押収したほか自宅の捜索などを行っていて、容疑の裏付けを進めています。
(TBS系(JNN) 1月16日)
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