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Channel: すそ洗い 
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福岡県北九州市小倉北区片野1丁目6-5 マンション「メイン芳華」303号室 松永太

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遺体は包丁やノコギリで切り刻まれ、大鍋で煮込まれたうえ、ミキサーで ドロドロになるまで攪拌。
この煮込み作業の間、台所から終日、レバーを 煮たような匂いが漂った。
犯行現場になったマンションの住人たちは
深夜から明け方まで続く物音や ノコギリをひくような音、そして凄まじい異臭と下水管の詰まり、ゴキブリ の大量発生などに閉口している。
堪り兼ねて階下にすむ男性が一度、苦情を伝えたところ、夜中に その男性の部屋の前に小便をされるという嫌がらせが何度も続いた。
小便の跡には長さ約26cmの男性の靴跡が残され、松永らの 住む階上の部屋(303号室)まで点々と続いていた。
「男がおろうも!出て来いっ!!」激怒した男性は303号室のドアを蹴り上げ 怒鳴りつけた。
小便事件、階下男性の抗議行動からほどなくして今度は階段の踊り場などに 誰かが大便をして放置するという事件が起こった。
「明らかに犬のものやない。こりゃ、もう変質者の仕業やけね。
もう、いらん 事は言うなと・・・・松永はいつも薄汚れた恰好をして、ジャンパーを着て帽子を 深くかぶってた。
怒鳴り込んだときは、トイレの方に隠れて出てこんかったね」
(階下の住人)



物件概要
事故物件の住所・所在地 福岡県北九州市小倉北区片野1丁目6-5
発生年月日 1998年2月10日
不動産の種類 マンション
ワケあり物件情報 殺人
重要事項説明書
男女2人が女性(41)の首を電気コードで絞めて殺害
不動産情報・部屋番号 マンション「メイン芳華」303号室



松永太 (昭和36年4月28日生まれ)
北九州市小倉北区において畳屋の両親の長男として生まれる。
7歳の頃、父親が布団販売業を引き継ぐために実家、柳川市に転居。
公立小学校に入学した松永は大した勉強もしないのに全学年を通して ほとんどの科目がオール5で、
学級委員長を何度も務め、生徒会の役員に 就いたこともあった。
中学1年生の時には校内弁論大会に出場して3年生を差し置いて優勝。
中学時代を通して男子バレー部のキャプテンを務めたりした。
こういう華々しい活躍にも関わらず担当教師達の印象は決して いいものではない。
中学3年時の担当は、供述調書で「目立ちたがり屋で ワンマン、リーダー的存在。周囲に有無を言わせず声が大きく、威圧感を 与えるタイプ。『俺はいつでも松下幸之助と連絡が取れる』とか、すぐに ホラを吹きました。取り巻き連中を作り悪さも取り巻きにさせていました。
家庭訪問をしようとしても、うちは話すことがないからと断り続けれので 結局行くことができず、両親がどんな人なのかわかりません」
高校は緒方純子と同じ県立三潴高校に進学。2年の時に生徒会の風紀委員長 に立候補、
当選したが不純異性交遊が発覚し退学、3年生から他校 (私立筑邦高校)に転校、しかし筑邦高校でも風紀委員を担当している。



公判記録より
マンションの部屋は10畳ほどのリビングと隣接する6畳二間に分かれている。
浴室の窓という窓は黒のビニール袋で厳重に目張りされた。A氏が死亡した翌日 緒方純子と沙織さんの二人で包丁、
ノコギリ4、5本、鍋、消臭剤などの解体作業の道具を 買った。
解体作業のほとんどの場合、まず死体の首を切り落とし、体温に近い湯槽の中に 身体を浸し血抜きを十分に行った。
次にその身体を切り刻み、肉のブロック片にして臓器類 と一緒に大鍋で煮た。
そうして骨と肉を分離した後に骨はさらに細かく切断してクッキーの空き缶へ、
煮汁と肉片 はミキサーで攪拌し「焼肉のタレのような」(松永証言)ドロドロの液体にしてペットボトル に詰め替えられた。
最初に解体されたA氏に限り、作業完了までに一月かかっている。

第11回公判にて
検事「Aさんの頭部を切り離したことは覚えていますか?」
緒方「はい」
検事「頭部をどこに置いたのですか?」
緒方「ポリバケツに入れて蓋をしておいておきました」
検事「内臓と同じバケツですか?」
緒方「はい」
検事「誰が脳を取り出しましたか?」
緒方「私です。当然、沙織もいましたし、松永もそこに来ていたと思います」

第12回公判にて
緒方「覚えているのは薄い膜から剥がすような形で脳を取り出しました。頭を 逆さまにして、お椀のようにして、そこから取り出しました」
緒方「手にした脳はもっと密度が濃いというか、引き締まったものだと思って いたのに、触ったときに『えっ、こんなにボロボロなの』と思った」



論告書より
気丈なところがある静美さんの抵抗を警戒した松永は、まず浴室に閉じ込めて静美さんに 通電虐待を集中させた。
食事や水を拒否し、衰弱著しい静美さんを純子は主也、理恵子と 一緒に首を電気コードで絞め殺害した。
「松永は主也さんに『お前が絞めろ』と名指しで言い、理恵子には『足を押さえなさい』と 言ったと記憶しています」(純子証言)
静美さんの遺体の解体は98年2月上旬までに終了した。緒方の供述によれば「静美が便秘して いたため腸内に多量の便が詰まっていたことと、皮下脂肪が多くて切りにくかったと理恵子が こぼしていたということが印象に残っている」

北九州監禁連続殺人事件 監禁7日目 2ch


福岡県北九州市小倉北区片野1丁目6-5 メイン芳華303号


福岡・北九州市監禁男女7人死亡事件 松永 太被告の上告棄却、死刑確定へ 2011

松永さん緒方さんに判決 2007

「消された一家」豊田 正義 2006

「なぜ家族は殺し合ったのか」 佐木隆三 2007


消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)クリエーター情報なし新潮社

なぜ家族は殺し合ったのか (プレイブックス・インテリジェンス)クリエーター情報なし青春出版社



北九州監禁殺人事件は、2002年(平成14年)3月に北九州市小倉北区で発覚した監禁、殺人事件である。




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