硫酸物語「その女アレックス」謎解きは省略にて

「その女アレックス」

ピエール・ルメートル/著
橘明美/訳

アレックスさんが誘拐され木箱に監禁され鼠さんと格闘して
逃亡して　硫酸を使ってのヒトゴロシを再開して
昔近親相姦でお世話になった兄貴に仕返しの自殺をして
なお話をですな　ズルをしながら手抜きしながら　読み終えました

自分はサスペンスとか謎解きが好きなほうではないので
ネタはとっととバラして欲しいのです
そーゆーもったいぶった謎解きより　
どーゆー酷い事を酷い理由で行っとるかの描写をさっさとしていただいた方がありがたい
幸い世の中には既に読まれた方のネタばらし詳細とゆーのがネット上には上がっていて助かります
そーゆー風にお話しが進み展開していくのねとゆーのが１５分以内に理解でけるとゆーものです
それをインプットして読み進めると無駄な描写はザクザク省いて読む進めていけるのです
自分は警察のカミーユとルイとアルマン関係の謎解きと追い詰めに興味がゼロなので
ばっさりカットして　アレックスさんの硫酸流し込みと兄貴との近親相姦のみに絞って読み進めました
謎解きしながら読む方がオモロイのかもしれませんが
謎解きが　やっぱしその程度のカラクリかと落胆するよりはヨイでしょう

少々の穴とかこじつけはありますが
人間が殺し合い様とかバックボーンはフィクションでもオモロイもんはあります
当然ノンフィクションの力量には負けますが
そんなに一杯連続殺人事件なんぞ起こってはくれませんので
これぐらいが適当かと思います

でも　このミステリーがすごい！
とまでは思えませんでした
まぁ　まぁのお話です


その女アレックス (文春文庫)クリエーター情報なし文藝春秋