なんべんもゆーてるけど
クリント・イーストウッドに外れ無し
今回は戦争もん
アメリカ対イラク
マッチョにて内省的なるスナイパーヒーロー
前情報を入れないで観たので
最後に実話だと知った時はタマゲた
『アメリカン・スナイパー』（American Sniper）
監督
クリント・イーストウッド
原作
クリス・カイル『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』（原書房）
出演者
ブラッドリー・クーパー
シエナ・ミラー
多分ヒューマニズムなんだろうが
ヒューマニズムにありがちな押付けがましさと説教臭さが無いのが助かる
最初のカットが戦車ガラガラに始まりワクワクドキドキのマッチョエンタメ
羊でも狼でも無い番犬を選んだ主人公の正義と
その正義にブレを揺らそうとしてくる出来事
自分はアメリカ人も蛮人だと思っているので
アメリカ側の正義の方がイラク側の正義より正しいとは思わないが
やっぱし時間が経つにつれ重苦しい気分にはなってくる
これがイーストウッドの上手さでありヒューマニズムであると思う
ラスト曲はラジオで浜村淳が「帰省」や「ジョニーは戦場に行った」を感動的に解説していたことを
強く思い出しました
そん時の曲やしな
でもアメリカンヒーローもん臭さのある豪勢な葬儀写真をかますあたりが
若干ウザくてしらけました
ただしエンドロールに曲を入れない姿勢は流石
ピンと背筋を伸ばした爺のイーストウッド節が聞けました
イラクの人達は何に一体腹を立てているのかが
もう少しお勉強したいと思います
息子さんと娘さん役の男子と女子がとんでもなく可愛たしかったです
アメリカン・スナイパー (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)クリエーター情報なし早川書房クリス・カイル
クリストファー・スコット・カイル（Christopher Scott Kyle、1974年4月8日 - 2013年2月2日）
Navy SEALs（ネイビーシールズ、United States Navy SEALs）
イラク戦争
ISIL
アルカーイダ