女子生徒の着替え盗撮 高校教諭を停職処分
さいたま市教育委員会は13日、市立大宮西高校の男性教諭(57)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、同校ダンス部の顧問だった男性教諭は4月17日、
県高等学校ダンス発表会リハーサルのため上尾運動公園体育館へ生徒を引率した際、
2階観客席で着替えていた他校の女子生徒を、対面の観客席から私物のビデオカメラで撮影。
不審に思った他校の教諭が注意したところ、撮影をやめ映像を消去したという。
後日、大会関係者から同校に男性教諭の行為について事実確認を求める連絡があり、
校長が男性教諭に事情を聴いたが否定。
その後、男性教諭から提出されたビデオカメラのメモリーを復元ソフトで処理し、
女子生徒の下着の一部が数秒程度映るなどの映像が復元できたため再度、男性教諭に確認したところ、撮影したことを認めたという。
男性教諭は「観客席を見ていて着替える場面が見え、理性を失って録画してしまった」と話しているという。
男性教諭からは13日に退職願が出され同日、依願退職した。
(埼玉新聞 5月13日)