プードル虐待、動画で脅す=少年ら5人書類送検―神奈川県警
ペットのトイプードルを虐待したとして、
神奈川県警生活経済課と横浜水上署は27日、
動物愛護法違反の疑いで、東京都内の男性会社員(21)と
横浜市の16、17歳の少年2人を書類送検した。
また、この2人と他の16歳の少年2人の計4人を、
会社員から現金をだまし取ろうとした詐欺未遂容疑で書類送検した。
5人はいずれも容疑を認めているという。
会社員と少年2人の送検容疑は2月6日、
会社員が自宅で飼っているトイプードルを蹴ったり踏み付けたりして虐待した疑い。
少年2人は女性を装い、無料通信アプリ「LINE」で会社員に対し
「犬を虐待している動画が見たい」と要求。
会社員は「嫌われたくないからやった」と供述しているという。
会社員と少年らに面識はなかった。
少年の1人は動画共有サイトに虐待動画を投稿。
さらに少年4人で2月10~11日、動物愛護団体の職員を名乗って会社員に複数回電話し、
「動画を見た。犬を保護されたくなかったら罰金4万円を払え」と現金をだまし取ろうとしたという。
動画がインターネット上で騒ぎとなり、4人は詐欺を断念したという。
(時事通信 5月27日)