頭部と左腕のない女性遺体は５０～８０代…５月下旬に死亡か 大阪・高槻
大阪府高槻市成合西の町の川で２１日に見つかった頭部と左腕のない女性の遺体について、
大阪府警高槻署は２２日、司法解剖の結果、女性は身体的特徴から５０～８０代とみられ、５月下旬～６月上旬に死亡した可能性があると発表した。
同署によると、遺体は全身の傷みが激しく、死因は特定できなかった。
また頭部と左腕については、遺体の状況から刃物などで切断された可能性は低いとみられる。同署が身元の特定を急いでいる。
（産経新聞 2015年6月22日)
＜女性変死体＞頭部なく死後１０日以上経過か 大阪・檜尾川
２１日午前７時５０分ごろ、大阪府高槻市成合西の町の檜尾（ひお）川で「人みたいな物が浮いている」と散歩中の男性から１１０番通報があった。大阪府警高槻署員が調べると、頭部と左腕がない成人女性とみられる遺体だった。何も着ていなかった。高槻署は事件と事故の両面で捜査するとともに、身元の確認を急いでいる。
高槻署によると、現場の川幅は約６．６メートル、水深は約１０センチ。遺体は川の中央付近に、あおむけで川下に足を向けた状態で見つかった。目立った外傷は確認できなかった。腐敗が進んでおり、死後１０日以上は経過しているとみられる。府警は司法解剖して死因などを詳しく調べる。
また、川は２１日未明に雨が降って増水しており、遺体が上流から流れてきた可能性があるため、周辺や上流付近を捜索している。
近くの男性（６１）は「２０日夕方に現場付近を見たが、何もなかった。こんな静かなところで遺体が見つかるなんて信じられない」と驚いていた。現場はＪＲ高槻駅の北約２．５キロの住宅街。
（毎日新聞 2015年6月21日）