「変態」
前原祐子主演
1987年製作 新東宝
監督 北川徹
60分作品
共演 下元史朗 黒沢ひとみ 中村仁 三上せいし
成人映画DVD 2007年 GPミュージアムソフト
株式会社GPミュージアムソフトはオールイン エンタテインメントに改名されました
前原祐子 変態 [DVD]クリエーター情報なしGPミュージアムソフト
25年ぶりぐらいに鑑賞
アマゾンさんで新品980円で売っていたもんで入手
AVとかポルノ映画を購入したのは多分5本にも満たないのです
当時はVHSで借りたやつを8mmビデオにダビングしていた
多分 当時はお気に入りだったんだろう 映画館で観たかどーかは記憶に無し
1987-1988年なら多分自分はピンク映画館通院は止めていた時だと思う
とゆーか 自分の新婚時代で 子作りとかしていた時だ
前原祐子はその時代では人気にある女優さんだったと記憶しているが、
いまいちエエ作品がなくってズリネタ的に機能してなかった
そんな中で この「変態」だけが機能的だったよーな気がする
それは 北川徹監督のテイストが好きだったからっつーのもある
ちょいフェチっつーのがね
これディープなフェチだとダメなんですよね
ディープなフェチはどーしても自己本位になるでしょ
嗜好のちょっとしたズレがあるともー共感する箇所がなくなってきちゃうとゆーか
その頃合加減が北川徹監督はヨカッタのだと思います
ポルノ映画館通院をしていた最後の方で北川徹監督作品(聖ミカ主演作)に出会い
現映社のスワンビデオでけっこーパンチラの按配がよく
お気に入りのテイスト(パンチラ)のある監督さんでした
北川徹は磯村一路の別名義
しかし今現在2015年の目で見る「変態」はちと辛い
まず画面がぺタッとしていてくすんだ壁紙みたいで 肌色の発色もよろしくない
そして前原祐子の頭髪は聖子ちゃんカットである
記憶に薄らぼんやり残留していたフェチ映像が 案外フェチさは薄い(多分パンツの食い込み具合とか透け具合がフェチっぽかったと記憶していた)
台詞も棒読みっぽい
そして当然ながら擬似絡みであり おまけにゴムフェラである
多分 このゴムフェラは
口に含まれているディテール
舌先で舐めているディテールが
モザイクで阻害されにくいような狙いで黒コンドームを使用しているように思われるが
記憶に残っていた前原さんの腹肉 腰肉 尻肉 太股のラインの凹凸が
やはり抜群にヨイ
コットン地で白色のタンクトップとTバック気味のパンティもその凹凸の表現をするのに効果的である
映像がくすんでいるのが残念な肉体である
勿論顔面は美人でもあり可愛いくもあり恵まれたフェイスであります
話の内容は ま 夢と現実の狭間的なやつで
あまりめんどくさい味付けがされていないので
ちゃっちゃと展開されていて悪くはない
でも当然であるが 激つまんない
ポルノはエロの嗜好さえ合致していれば別に激つまんなくてもイイのです自分の場合は
ピンクサイドを歩け : 北川徹『変態』 - ライブドアブログ - Livedoor
一番ヨカッタ点は
下元史朗はやっぱしスーパーカッチョイイのである
この作品では そんなに目立った役回りではないが
誰よりも役者で 誰よりも決まっている
自分は1989年か1990年に渡辺護組で現物の下元史朗に会ったのだが
当然 スーパーカッチョヨカッタ
痺れたね ほんとに
物静かでクールで 多分どんな役柄もこなせるであろーし
今現在のテレビドラマや映画で活躍していても全然おかしくない存在
そんなレベルである
そんなわけで久しぶりの懐かしポルノ鑑賞
感傷にも思い出にも浸れず 粗ばかり目についてしまい残念無念
とにかく画質がヨロシクナイに始終しています
時代の流れ 変化は痛切に感じますが
今の時代、前原祐子的な女子は存在しないよーなどこにでも居るよーな