「漁港の肉子ちゃん」
西加奈子
(幻冬舎文庫)
ラスト1行にガツンと持っていかれる
この1行の為の多少ダル目の前フリ
ただ 関西人には あまり退屈を感じない 地元の生の言葉
でも 舞台は東北
キクりんの初潮を迎えるまでの 肉子ちゃんとキクりんのボケとツッコミの物語
語り口は 傑作「岸和田少年愚連隊」を彷彿とさせます
母娘版とゆーか
関西口語のイントネーションと「間」を 現代文語で表すとこーなりますとゆー代表例
最後の方は何度か泣きそうになったが 電車だったのでグッと堪えた
ひょっとしたら傑作やもしれん
西加奈子さんの表現は もっと研究しやんとあかんねー
漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)クリエーター情報なし幻冬舎