怪奇大作戦
25話
「京都買います」
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やっと観ました
噂に違わず名作です
2015年の現在見ても ビックリするぐらいカッコええん
実相寺昭雄の最高傑作と申しましてよろしいでしょう
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とにかく 全てのシーンの全てのカット割りが凄まじい
凄まじいまでの実相寺昭雄節
ブイブイいわせまくっとるでしかし
人物の重なり方 その方向
背景 奥行き
前衛とゆーほど気取った難解さはなく
理にかなったサイケデリックと言っていいのか
その後の実相寺カット 画面の切り方の気取ったオシャレな感じではなく
本当に 初めて新しい「何か」にピリピリ挑戦してる感じがして 好感度100%
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お話はいたってフツーの通常通りの怪奇大作戦(佐々木守原作)なのに
もー どんなドラマとも どんな映画とも一線を越えたドシュールがほとばしりまくりである
なぜ こーゆーカット割りなり 人物の配置にしたのか
奇をてらってるとも思われないし
なんで こーゆーことに挑戦したのか
わからん
でも 本当にカッコイイのです
僕の一番のお気に入りは 虚無僧団体の通り過ぎ具合である
カッチョエエ~
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怪奇大作戦
1968年9月15日 - 1969年3月9日(26回)
制作局円谷プロダクション、TBS
製作総指揮円谷英二(監修)