橋
Die Brücke
1959 西独
監督:ベルンハルト・ヴィッキ
脚本:ミハエル・マンスフェルト、カール・ウィルヘルム・フィフィア、ベルンハルト・ヴィッキ
原作:グレゴール・ドルフマイスター(英語版) 『Die Brücke』
99分
「1945年 4月27日 あまりに些細な事件で軍の記録には残っていない。」
橋 [DVD]クリエーター情報なしIVC,Ltd.(VC)(D)
DVD 4:3 スタンダードサイズなので両端に枠ついてます
前半戦 もっちゃりした青年たち(高校生設定ですが 高校生には見えない)の半ズボン姿
その当時のドイツの高校生は半ズボン姿なんか?
牧歌的な生活 でも戦争終盤で 少々ヒステリックな村民たち
突然現れる女子たちのブルマ姿
これはビックリさせられる
戦争映画にブルマは反則な気がする ほぼシュールの世界 心が躍るブルマ
青年たちが 招集されてから ピリッとカッコよくなってくる映画
ヘルメット 軍服 銃
ヘツメット集団に心が躍る このあたり予算を削っていないのが嬉しい
そして戦争映画の肝
戦車の登場 こいつが またカッコイイ アップもロングもカッチョイイ戦車ショット
多分 反戦映画なんだろーが 戦車はカッコエエ
銃撃戦も心が躍る
悲惨な戦いになればなるほど心が躍る
犬死に心が躍る
役立たずの男子高校生の将来を戦争の犠牲にしたったら可哀想やし
あんまし戦いには関係ない 村をつなぐ橋に配置させたら
そこに戦車が攻め込んできて銃撃戦になるとゆー映画です
中盤の橋に佇む ヘツメット青年たちと
終盤でもう敵も味方もカオス殺戮終了後の橋
この佇まいが なんともいえず侘び寂び カッチョエエん
こーゆー反戦映画は 「戦争は捨て駒で犬死で残酷なので やっちゃぁいけん」とゆー心持ちを醸すんがテーマなのですが
ヘルメットや軍服や銃や戦車やジープはカッコええと思ってしまう自分です
てゆーか カッチョ良く演出しとるやないか
なんで一概に「戦争はよくない」一色の感想は抱けません
戦車はやっぱりフェチの塊でカッコイイ
でも この映画で一番心に残ったシーンはブルマ集団のくだりである
とゆーのも 悲しい
シュールがほとばしっとるのだ