Nadja2~男と女
萩原健一
1978年
1. 蜃気楼
2. 無言劇
3. 風花の流れ
4. 男と女の舗道
5. 勝手にしなよ
6. いつか、こんな場面
7. ハーバー・ブルース
8. 時は流れて
9. 海鳴り
10. SEXY LONELY NIGHT
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Nadja1とNadja3の間のアルバム
1枚目と3枚目はレコードを所持しておりましたが
この歳になるまで このアルバムNadja2は避けてきました
避けてきた理由は なんとなく AORではないかと思っていたからです
でもショーケン1等賞の曲「 時は流れて」が入っとるのでね
いつまでも避けて通れません
ゲオでレンタルできましたものでね すみません
内容は 案の定とゆーか 嘘みたいに全編AORです
でも そー悪くないです
この頃のショーケンは勿論あの変てコリンな歌い方はしておりません
甘い声でサラっと 囁くように
曲はAORなので当たり障りがありません
どれも印象の残らないのがエエですね
なんべんでも聴き流せます
このアルバムのショーケンの声は本当に耳障りがエエのです
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こーゆー音も許せるよーになったんかなと
AORが許されるよーになったんかと
とゆーかAORってなんやったっけ?と
AORをWikiってみると
(1)Audio-Oriented Rock(オーディオ・オリエンテッド・ロック)、
(2)Album-Oriented Rock(アルバム・オリエンテッド・ロック)、
(3)Adult-Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)
ケニー・ロギンス,ジェームス・テイラー,ジョージ・ベンソン,バリー・マニロウ,ピーター・アレン,ボズ・スキャッグス
ライオネル・リッチー,リー・リトナー,アベレージ・ホワイト・バンド,シカゴ,スティーリー・ダン,
ドゥービー・ブラザーズ,トト,マンハッタン・トランスファー
杏里、稲垣潤一,今井美樹、大貫妙子、尾崎亜美、小田和正、オフコース、オメガトライブ
カシオペア、角松敏生、サーカス、杉山清貴、スターダストレビュー、センチメンタル・シティ・ロマンス
竹内まりや、寺尾聰、中西圭三、松任谷由実、ムーンライダーズ、八神純子、山下達郎、吉田美奈子
と やっぱし一番苦手なアーティストが続々と出てきます
そんな ふわつとした音なのに イライラもせず 怒りも爆発せず
なんべんも聴けるとゆーのは やっぱし萩原健一さんの 歌手としての心地よさ気持ち良さ 偉大さの為せる技とゆーしかありません
とゆーか1978年のショーケンとゆーと祭りばやしが聞こえるの頃のショーケンやないですか
ヒトとして一番カッコエエ時期のショーケンやないすか
この1年後に「その後の仁義なき戦い」のあの役や「熱狂雷舞」をやったり
私は世界一カッコエエと思うライヴと思うニューイヤーロックフェスティバルに出たりと
そんな爆発の前の助走がこのAORのアルバム
まだまだ なんべんも聴けます
祭ばやしが聞こえる(1977年 - 1978年、日本テレビ)
祭ばやしが聞える ED
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おまけで入ってる10曲目 SEXY LONELY NIGHT は 後期の変な歌い方のショーケンなので
このアルバムにはマッチしません