歳を食ってもロクなことがない映画シリーズ
前回は爺版の「ハロルドが笑う その日まで」だったが
今回は婆版
しかもシャーロット・ランプリング
現実から目を背けたい気持ちもあるが まぁ人生の先輩たちに学ぼうと
「さざなみ」
45 Years
タイトルをなぜか「いそしぎ」だとずっと勘違いしていた
だって どっちも 裏本みたいなタイトルやもんね
そして自分はシャーロット・ランプリング は素通りしてた派
確かに「愛の嵐」1973年は思春期のオナニー覚えたてのチューボーには目を惹くもんがありましたが
僕の性癖ではあのスタイルではチンコにピクピクくるもんがありませんでした
女ナチもんと女収容もんが昔っから苦手なジャンルなのである
性癖にマッチしないものは仕方ない なんぼ乳首が見えとってもである
Charlotte Rampling Pin
そんなシャーロット・ランプリング
でも 予告編を映画館で初めてめにした時 速攻で気づきましたで
「あー 愛の嵐の気取った女が こんな婆になっちゃってからにー」と
ど-したもんじゃろのーと
では この映画
女子版なので わからない
女子の気持ち 感情の機微はよーわからんのである
そして 昔付き合っていた女のことを今でも忘れらんない この老いぼれ爺の気持ちもよーわからん
わからんではないが そーゆーことは絶対 嫁や夫に口が裂けてもゆーたらアカンことである
バレてはあかんことである
そーゆーのは 失礼 無礼 であると 私は強く思うのである
あーそれなのに この老いぼれ爺と婆ときた日にゃーである
年上の方々のことではあるが「ボンクラどもが!」と一喝したいところである
確かにシャーロット・ランプリング の揺れ動く婆心の機微がジャカスカ出てくる表情の移り変わりを鑑賞するのは
一興ではあるが
しょーみの話「絶対オマエの方がモテタやろーし 色々あったやろー」と思うである
腐ってもシャーロット・ランプリング である
いくらズリネタには使えなかっとゆーてももシャーロット・ランプリングである
しかも 爺の昔の彼女(地味でブッサイク)のスライドショーをこっそり見るシャーロット
若い時のオマエなら100万倍美しいし100万倍色っぽい
なんか説得力に欠ける話なんである
腐ってもシャーロット・ランプリング である
絶望的なピアノ演奏が映えるシャーロット・ランプリング である
歳を食ってもロクなことがない映画シリーズなので
やっぱり あーやっぱし何一つエエことなんかないんやなーと
ますます悪くなるだけやねんなーと
加齢を呪う
久々のSEXで爺イッチャッた模様なのだが ザーメンは出なかったのか?
拭いてないけど
エエんか?
出えへんよーになんのんか?
そこが気になる
教えてくれろ 70代
この映画で格言を見つけた
何かを懸命に探すとゆーことがなくなるのが老いぼれるとゆーことである
何かがわかったとか もう知識経験がMAXとゆーわけではなく
器にこれ以上入らないとゆーことかな
「煙草を吸う時」のタイミングとゆーのは 今の自分にはよくわかります
OB会に出席帰りの車の中で調子こいて煙草吸う爺と「おいおい調子こいとんで」とゆー表情のシャーロット
とにかく この爺は何かにつけカッチョ悪い
そして お庭で 一人煙草くゆらすシャーロットがフルカッコエエんである
さすが退廃美学の女王様である
なんぼ 田舎暮らしの地味な婆役やっても あの煙草の吸い方は痺れまっせ
45 Years
結婚45周年のパーティーにこんなにたくさんの人が集まり
最後に あんな気の利いたスピーチでける爺を そんな結婚生活を
みんなは羨ましい思うんであろーか?
うちは多分45周年までには妻か自分のどちらかが死んでるか両方とも死んでる可能性が高いなと
しかも友人知人はゼロに近い
「エ?ここで終わんの?」とゆー尻切れトンボ
てっきり その晩が翌日に離婚届を突きつけるシャーロット・ランプリング を予想していたのですが
なんなん?
ハッピーエンドなん?
困った
歳を食ってもロクなことがない映画シリーズは やっぱりロクなことないなーとしか感想でけへんのんか?
今んとこ こーゆー老後をお手本としたいとか こーゆー老後が羨ましいとかゆー類の映画はビタ一文なかった
今後の人生 期待ゼロだ
さーどーする?