「Midnight Blue」
Kenny Burrell
Recorded
January 8, 1963
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs
Kenny Burrell – guitar
Stanley Turrentine – tenor saxophone
Major Holley – bass
Billy Gene English – drums
Ray Barretto – conga
ミッドナイト・ブルー(紙ジャケット仕様)クリエーター情報なしユニバーサル ミュージック
1."Chitlins con Carne" – 5:30
2."Mule" (Burrell, Major Holley, Jr.) – 6:56
3."Soul Lament" – 2:43
4."Midnight Blue" – 4:02
5."Wavy Gravy" – 5:47
6."Gee, Baby, Ain't I Good to You" (Andy Razaf, Don Redman) – 4:25
7."Saturday Night Blues" – 6:16
8."Kenny's Sound" (reissue bonus track) – 4:43
9."K Twist" (reissue bonus track)– 3:36
ピアノ&オルガン レス
これがケニー・バレルの代表作らしー
今頃になって聴きましたがな
今頃
もったいない
もっと早くに聴いておくべきだったと思えるアルバムである
ラッパの音を避けて通ってきた人生であるが
マイルスの「カインド・オブ・ブルー」を初めて聴いて
ラッパ馴れしてきた2013年には聴いておくべきアルバムであった
このアルバムのラッパも必要最小限 収まるべき箇所にしっかり収まっておりますので煩くはない
ピアノやオルガンといった系の音がないぶん 必要な音となっている
とにかくピアノが入ってる楽隊には ピアノの音は必要以上に多く入っているような気がします。
みんながピアノの人には遠慮しているのか必ずソロパートが多めに入ってきてるよーな気がするし
そんなピアノの音が入っていないぶん ずいぶんとすっきりミニマム感があります
そしてブルース
全面ブルースにはないにしても
ブルースジャズと もろブルースで埋め尽くされていて
ギターソロの夕べも一発入ってます
あ ボーナストラックにツイストもあります ブルース系ツイスト
ここでゆーブルースとジャズの差異とゆーのは
音階の組み合わせの差異とゆー程度の差異で
自分が思うにブルースは耳に慣れ親しんでいるロックやリズム&ブルースの源流とでもゆーブルース、
ジャズはあまり耳慣れない音階の組み合わせでイイのかよくないのか自分にもよくわかんない世界です
だからこのアルバムはブルース色濃厚なので 他のジャズギターアルバムより
わかりやすい 慣れ親しみやすいアルバムとも言えます
これ ボーナストラックが入っていないオリジナルな曲構成だったら
もっと渋い印象で終わったことでしょう
それにしてもそれぞれの全ての楽器の音が良いです
ドラムはブラシも端をコツコツ叩く音も
ベースも出しゃばらず 後ろに行きすぎず
当然主役はケニー・バレルのギターです
そしてジャケットもカッチョエエですね
全て揃ってます 悪い要素が一つも見当たらない
奇跡的な銘盤でございます
各家庭に一枚べ「ミッドナイト・ブルー」
でも 僕の唯一気に入らない曲が表題作のべ「ミッドナイト・ブルー」です
ごめんなさい