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大橋巨泉さん死去 82歳 「生きてても意味ない」

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タレントの大橋巨泉さん死去 82歳 がんで闘病

「11PM」などの人気番組の司会者として活躍し、がんで闘病していたタレント、大橋巨泉(おおはし・きょせん、本名・克巳=かつみ)さんが12日午後9時29分、急性呼吸不全のため死去していたことが20日、分かった。82歳だった。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻、寿々子(すずこ)さん。後日、「しのぶ会」を開く予定。

 東京都出身。早稲田大学在学中から、当時、ブームだったモダンジャズ・コンサートの司会者として活躍。大学時代は俳人としても活動し、芸名は当時の俳号から取った。

 大学中退後、ジャズ評論家や放送作家を経て、テレビ司会者に転身。「巨泉・前武のゲバゲバ90分!」「11PM」「クイズダービー」「世界まるごとHOWマッチ」などの司会を務め、軽妙な弁舌で人気を集めた。「はっぱふみふみ」などの流行語も生んだ。

 「野球は巨人、司会は巨泉」のキャッチフレーズは有名で、愛川欽也さん、長門裕之さんなど同じ昭和9年生まれの芸能人らと「昭和9年会」を結成。馬主でもあり、競馬評論でも知られた。

 マルチタレントとして活躍したが、平成2年に「セミリタイアする」と宣言し、テレビ、ラジオのすべてのレギュラー番組を降板。カナダなどで土産物チェーンを経営する事業家に転じ、その後はオーストラリア、カナダなどと日本を行き来して過ごす生活を送った。

 13年の参院選に民主党(当時)から比例代表候補として立候補し、当選。しかし、党と意見の違いからわずか半年で辞職した。

 17年に胃がんを患って以降、がんの手術を繰り返し、闘病生活を送っていた。今年4月に入院し、5月下旬からは集中治療室で治療を続けていた。

(産経新聞 7月20日)



大橋巨泉「生きてても意味ない」 5月から集中治療室、スポーツ報知報道 2016.6.27

がんで闘病中のタレント、大橋巨泉(82)が5月下旬から集中治療室に入っていることがわかった。27日付スポーツ報知が報じた。1994年から続ける『週刊現代』の連載では「何時まで生きられるかわからない」と悲観的な記述もみられ、病状が危ぶまれている。

同紙によると、巨泉は4月から都内の病院に入院し、5月下旬からは集中治療室に入った。現在意識ははっきりしているが、体重は43キロ以下に激減し、歩行もままならない状態という。

 巨泉は27日発売の『週刊現代』のコラム「今週の遺言」で、入院までの詳しい経緯を告白。3月に一度、国立がん研究センター中央病院に緊急入院するも、4月5日に退院。処方された鎮痛剤の影響で再び体調を崩し、同11日に都内の病院に再入院したという。

 病状について「急激に良くなる事や、劇的に回復するという事は無さそうだ」と断言し、「何時まで生きられるかわからない」として計930回に渡って続けてきたコラムの終了を発表。

 看病する弟に「生きていても意味がない」と漏らしたところ、「今の日本の法律では安楽死は認められていない」と返されていたことも赤裸々につづっている。

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