自分は1960年生まれなもので
リアルタイムで東宝チャンピオン祭りで観たのはゴジラの息子さんが出てるゆるいやつあたりからです
初代のやつとか アンギラスのやつとかキングコングとかのやつはテレビでね
子供時代は当然大喜びですよもちろん
大人になってから見たビオランテあたりからもう完全に覚めましたね
あれは あーゆー時代の あーゆーもんだったからオモロイのであって
なんか 子供の時に受けてたやつと全然違うもんで
それは 自分の趣味嗜好も変化したってゆーのもあるし
ガイコク版のやつはまだ観てません
それで 今回の「シン・ゴジラ」
庵野秀明版
期待以上でも以下でもなく
役者さんの数が尋常じゃなく ゴジラが出てるシーが随分短く
日本の政治家は怪獣が日本に出現したらどのやうに対処するかとゆーのが中心で
これが とても長い
最初は まだ面白いかなと見れていたが
だんだんと飽きてきて
石原さとみさんも もう「てるてる家族」石原さとみちゃんじゃなく
随分とムカつく気取った女子の役柄で鬱陶しいったらない
この映画に石原さとみは不必要
気が散る
市川実日子は抜群に良かったので、市川側にスポットを持って行って欲しい
ほんでから やっぱしゴジラの造形とか特撮なんかが素晴らしくカッチョええのである
エヴァンゲリアオンの実写版かとゆーぐらいカッチョええんである
最初の登場がエヴァの気持ち悪いやつみたいに気持ち悪いゴジラですが
これがなかなかのお気に入りです
そして進化していくっつー段取りで
人間の味方で悪い怪獣をやっつけるとゆー緩い展開ではなく
頑張れニッポンのノリで政府とか対策本部とか自衛隊とかが頑張っちゃんである
最初はいろんな特撮がカッチょええと感心したが だんだんと飽きてくる
もはや こーゆーのでドキドキしないわけで
眠い
期待以上でも期待以下でもなく
義務的に見とかんとあかんかなーとゆー感じで
一応記念なので珍しくパンフレットも買った
映画自体はオモシロクない
日本の役者の皆さんは頑張って台詞を一杯喋っていますが
これは罰ゲーム級に オモシロクない
やっぱりあの地震以来の「頑張れニッポン」の風潮の強い映画なので
オモシロクはない
もっと怪獣パニックエンタテーメントにしてくれるか
阿呆馬鹿ユルユルB級カルトに転がってくれるか
とちらかにして欲しかった
日本俳優勢揃いなんか止めて欲しい
威厳を保ちたいかなんかしらんが
大人の事情が渦巻いているのが鬱陶しいたらない
真面目て折り目正しく無難なゴジラもんなんかオモロくはない