「ディスカス忌」
小山田浩子
新潮 2012年9月号
文庫本の「穴」がオモロかったので その前の「工場」を読みたくなるやん
でも 文庫本が出ていない
仕方なく嵩張る単行本を古書にて入手
でも表題作「工場」からいかない
斎木君シリーズをどーしても真っ先に読みたかったから「ディスカス忌」から入る
斎木君シリーズは「穴」本の中の「いたちなく」「ゆきの宿」なんかがそれに該当します
今回の斎木君シリーズは 友人の斎木君のそのまた友人の浦部修三くんと若い嫁(後ほど入籍していないことがわかる)と
赤ちゃんとディスカス水槽とアロワナ水槽のお話
浦部修三くんは死んでしまってるんですが
まだ「いたちなく」や「ゆきの宿」ほどこなておらず
主役の嫁さんの不気味さも まだ出ていない
でも熱帯魚ネタの小説は好きなのです
「ディスカスの飼い方」大崎善生なんかが 熱帯魚ネタでは最強です
世界を構築する道筋「ディスカスの飼い方」
ここまで ディスカスについて深入りはしていない小説ではあるが
さらりと触れていて嬉しい
やっぱし小山田浩子はオモロイで
工場クリエーター情報なし新潮社