今週
表題作「工場」をやっとこさ読み終わった
ずいぶん時間がかかった
寓話的なところが苦手なので そこを乗り越えるのに時間がかかった
寓話 不条理 シュール と地続きの現実が交錯する
三人のエピソードが 章わけすることもなく交錯する
めんどくさいやつは 大抵 途中で止めちゃうんだが
これは止めるわけにはあかんかった
シュレッダー女子が時々吐く現実性のある毒舌が好き
役に立たない仕事
窓際感
疎外感
突然のオチもイカしてます
大きい鳥を抱えて階段を上ってくるオバハンと会いたいと思います
人事の無責任のおっさんもイカしてます
工場小山田 浩子新潮社