畑の中の遺体、数日以内に埋められたか 長野・南牧村
(朝日新聞デジタル 11/28)
長野県南牧村野辺山の畑の所有者から「人の足が畑から出ている」との110番通報を受け、
長野県警は27日夜、畑の土中から成人とみられる男性の遺体を発見した。
数日以内に埋められた可能性があるという。
県警は28日午前、死体遺棄事件とみて現場検証を再開、遺留品の捜索や身元の確認を進めている。
県警によると、
男性はジャンパーとジーパンのようなズボンを着用。
靴ははいていなかった。
泥をはらえば顔が判別できる状態で、埋められてから時間がたっていないとみられる。
また、通報の約1時間半前には、畑から南に約2キロ離れた空き地で乗用車1台が全焼する火災が発生。
無人で、ナンバープレートは外されていた。
周囲に燃料の携行缶とライターが落ちていた。
県警は死体遺棄事件と関連があるか、調べている。
県警の調べでは、「いつもの畑の様子と違う」と感じた畑の所有者が重機で掘ってみたところ、
27日午前9時55分ごろに人の片足が土中から露出しているのに気づいたという。
長野・南牧村の男性遺体、行方不明中の会社員と判明
TBS系(JNN) 11/28(月) 23:58配信
長野県南牧村の野辺山で、26日、成人男性の遺体が見つかった事件で動きがありました。警察は、遺体の身元が、行方不明となっていた山梨県甲州市の36歳の会社員と確認しました。
遺体が見つかった現場では、第一発見者で畑を所有する男性も立ち会って検証が行われました。
「ちょっと怖い。犯人も捕まっていないと思うので」(近所の人)
現場は長野県の南牧村。JR野辺山駅から南におよそ2キロ離れた場所です。ジャンパーとジーンズを着た成人男性の遺体が畑に埋められているのが見つかった事件。男性は山梨県甲州市の会社員・齊藤弥生さん(36)と判明しました。死因につながる目立った外傷はありませんでした。
また、その後の捜査関係者への取材で、畑を所有する男性は置いてあったショベルカーの位置が変わっていたため、不審に思い、畑を掘り返していたところ、人の片足が見つかったことも明らかになりました。
「畑でもし重機を使っていたとしても、何か畑を耕しているか、穴掘って何かやっているんだろうと思うくらい。全然、昼間でも不自然ではない」(近所の人)
警察は、何者かがショベルカーを無断で使って遺体を埋めた可能性があるとみて調べています。遺体は白骨化していないことから、死後、長い時間は経っていないとみられています。
また、現場から2キロほど離れた空き地では、ナンバープレートのない車が全焼し、近くには燃料の空き缶とライターが残されていたことも明らかになりました。警察は、齊藤さんが何らかのトラブルに巻き込まれた可能性があるとみて調べています。(28日23:28)