「悪魔」谷崎潤一郎 1912年
図書館で借りた「谷崎潤一郎フェティシズム小説集」にて 悪魔を読む
強迫観念がちょっと面倒くさいかなーと思いながらも我慢
終わりの方で 今までの面倒くささを一気に覆す とんでもない描写にブチ当たる
従妹の鼻水がついた手巾をこっそり舐める
くちゃくちゃ
ぺろぺろ
ぺちゃぺちゃ
これは いけません
自分はカッコつけてある程度の変態性欲や嗜好性はストライクゾーン広めにとって
「へー そーゆーのもありなんですかー」とゆーよーにわかったふり知ってるふりしたりしますが
こいつはいけません
嗜好性の倫理を超えています
別に そーゆーエロ関係 スカトロ関係 の書物に 他人の鼻水や痰をすするよーな描写があっても
「ハイハイ」そーゆーんが好きなんですね と流せますが
天下の谷崎先生の純文学なのでね
どーかと思います
も少しオブラートに包んでくださってもよさそーなものを
モロ 細密描写ですから
やりすぎやろーと思います
あまりビックラーこいたもんで この作品の載ってるやつは所持しとかんとあかんやろーと
他に載ってる単行本はと探しましたところ
すでに所持しておりました
「谷崎潤一郎全集 - 第一巻」に収録されております
こ、これが「谷崎潤一郎全集 第1巻」!!
Image may be NSFW.
Clik here to view.

多分 さらっと見て 面倒くさそーな強迫観念もんと判断して 最後まで読みきらず通過して気付かなかったんだと思います
それとも 忘れていたのか
この 谷崎潤一郎全集 - 第一巻 には「続悪魔」も収録されていますので
早々にチェックしてみたいと思います
自分は 他人のかんだ鼻水手巾をすする嗜好はありませんが
谷崎 潤一郎(1886年(明治19年)7月24日 - 1965年(昭和40年)7月30日)
1912年(大正元年) 1月に初恋の穂積フクが肺炎で死去。京都旅行をはじめ各地を放浪、神経衰弱が再発する。
徴兵検査を受けるが脂肪過多症で不合格。
『悪魔』を発表。
谷崎潤一郎 「悪魔」と「続悪魔」について - 花の絵
谷崎潤一郎 「悪魔」と「続悪魔」について [続き] - 花の絵
Image may be NSFW.
Clik here to view.

Image may be NSFW.
Clik here to view.
