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岩崎被告に懲役14年6か月の有罪判決

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小金井事件 懲役14年6か月の有罪判決

2016年5月、東京・小金井市で芸能活動をしていた女子大学生・冨田真由をナイフで刺して殺害しようとした罪に問われた岩崎友宏被告の裁判員裁判で、東京地裁立川支部は28日午後、岩崎被告に懲役14年6か月の有罪判決を言い渡した。

去年5月、東京・小金井市で芸能活動をしていた女子大学生をナイフで刺して殺害しようとした罪に問われた男の裁判員裁判で、東京地裁立川支部は、男に懲役14年6か月の有罪判決を言い渡した。

 岩崎友宏被告は、冨田真由さんの首や胸などをナイフで刺して殺害しようとした罪に問われている。これまでの裁判で、岩崎被告は起訴内容を認めたが、冨田さんが自ら意見陳述を行った際、突然「じゃあ、殺せよ!」などと叫び、退廷を命じられる場面もあった。検察側は「類例を見ない悪質性、反社会性がある犯行で謝罪がパフォーマンスだったことは法廷での言動で証明された」などとして、懲役17年を求刑していた。

 東京地裁立川支部は28日午後、岩崎被告に懲役14年6か月の有罪判決を言い渡した。

(日テレニュース 2017.2.28)

アイドル刺傷事件の岩埼被告が「岩崎」に戸籍変更


東京都小金井市で、音楽活動をしていた大学生冨田真由さん(21)に付きまとい、刺したとして殺人未遂罪などに問われた無職岩崎友宏被告(28=群馬県伊勢崎市)に、東京地裁立川支部の裁判員裁判は28日、「ファンの立場を超えて一方的に恋愛感情を抱き、逆恨みした」として、懲役14年6月(求刑は懲役17年)の判決を言い渡した。

 阿部浩巳裁判長は判決後、裁判員からのメッセージとして「被害者の夢を奪った重大さを自覚する必要がある。社会に戻っても長い人生がある。自分をコントロールし、社会で生活していく姿勢を身に付けてほしい」と被告に語り掛けた。

 判決理由では「被害者が抵抗できなくなっても執拗に刺し続けており、危険かつ悪質。死亡してもおかしくない容体だった。一定の計画性があり、殺意は非常に強固だった」と指摘した。

23日の公判で冨田さんは「(被告は)今度こそ殺しに来ると思う」と意見陳述し、厳罰を求めていた。判決公判には姿を見せず、弁護士が内容を伝えると「17年でも短いと思っていたのに」と話し、後は言葉にならない様子だったという。

 被告は判決直前に意見陳述し「二度と冨田さんに近づかない、関わらないことを誓います」と述べた。一方で「殺意は認めません」とも強調。弁護士は閉廷後、「控訴するかどうかはコメントできない」と話した。

 判決によると、冨田さんからプレゼントを返送されるなどして怒りを募らせ、昨年5月21日午後5時5分ごろ、小金井市本町のライブハウスが入る建物で、出演予定だった冨田さんの首や胸をナイフで多数回刺し、殺害しようとした。

 地裁立川支部は「岩埼」としていた被告名の表記を「岩崎」に変更した。戸籍が変更になったとしている。(共同)

(2017年2月28日)

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