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Channel: すそ洗い 
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スター・ダスト / 松尾和子

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スター・ダスト
松尾和子

録音:1978年11月28日、12月7日、12月16日

松尾和子(vo)、
鎌田仁(key)、ジョー小林(g)、海野欽二(b)、ダンディー富田(ds)、海野浩二(as, arr)、白磯哮(tp)、松崎竜生(vib)、神保正明(arr)、上田力(arr)

1スター・ダスト Star Dust
2虹の彼方に Over The Rainbow
3ラブ・レター Love Letters
4ス・ワンダフル‘ S Wonderful
5ジャニー・ギター Johnny Guitar
6あなたと夜と音楽と You And The Night And The Music
7マイ・フーリッシュ・ハート My Foolish Heart
8テンダリー Tenderly
9アイル・ネバー・スマイル・アゲイン I’ll Never Smile Again
10オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート On The Sunny Side Of The Street
11イースト・オブ・ザ・サン East Of The Sun
12グッド・バイ Good-Bye

スター・ダスト Star Dustクリエーター情報なしThink! Records

50歳を過ぎてから ずっと嫌いだった松尾和子の「「誰よりも君を愛す」を久しぶりに聴いて 痺れた
「再会」にも「東京ナイトクラブ」にも痺れた
これは いつかはアルバムを と考えていたが
ゲオさんにはベスト盤もジャズのやつもなく 
先週の傷天の松尾さんの出てる回を見て 歌声を聴き
矢も盾もたまらず ジャズのアルバムをポチしてた

自分は女子JAZZボーカルもんでは青紀ひかるしか耳が受けつけないのである
他のガイジンさんとか日本人のやつを何度も借りたり買ったりしたのですが
どーも耳に受け付けない
他の方々の評判や批評を参考にしても 自分の細かい嗜好が 受け付けてくれへんのである

今回待望の松尾和子「スターダスト」を入手しました
一発目の感想は 自分の期待していた 松尾さんの地獄の底から湧いてきたよーな ボーカルではなかったので 
期待はずれ
いや 悪くはない 全然悪くはないのですが 
フツーの女子JAZZボーカルもんである 
気取った 鼻につく歌い方もしてはおらん
ただ 自分は あまりにも ムード歌謡の中でも一番ムーディーで地獄の底の あの声を期待し過ぎていた
松尾様は元々JAZZボーカリストなのであるので 悪かろーはずもなく
収録曲も スタンダードの名曲揃い
自分は特に「ラブレター」に期待していたが アレンジが どーもしっくりこなかった
自分の求めてる「ラブレター」はブルーベルベットで聴ける あれであったり
トム・ジョーンズとジェフ・ベックの演じたラブレターであったり

とにかく全体的に 随分とサラッとした印象で
ドドメっていないのである
いや あまりドドメっていてもかなんのだが
松尾和子なのだよ

そんな文句ばっかしゆーてますが 
三回ぐらい聴いてると だんだんと良くなってきてはいます
1978年の日本の音楽である
時代はパンクである

ジョニーギターがなかなかエエど

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