へったら下北①
へったら下北②
まさかり☆girls5 2015年11月28日 by サンロード青森
160207 風間浦鮟鱇まつり まさかり☆girls5ミニライブ
むつ科学技術館開館20周年記念
「まさかり☆Girls5」へったら下北~ハッピィな恋のゆくへ
まさかり☆Girls5 青森県下北のご当地アイドル
下北PRご当地アイドル『まさかり☆Girls5』活動の記録
まさかり☆Girls5応援会 (@girls5_g) | Twitter
<ご当地アイドル>解散理由は「国の予算」
青森県下北地方のご当地アイドル「まさかりGirls5」が、解散した。県のプロデュースで誕生したアイドルは、解散理由もお役所仕事らしく、国からの予算措置がなくなったため。メンバーは解散を惜しみつつ、新たな目標に向けて再出発を誓った。
3月24日の解散ライブは一般には非公開で、県むつ合同庁舎の大会議室で実施。県職員や家族ら約40人の前で、オリジナル曲「へったら下北~ハッピィな恋のゆくえ~」など4曲を熱唱した。
メンバーは2015年7月にオーディションで選ばれた下北在住ののんさん(18)、まいさん(16)、きゃんさん(14)、にっしーさん(14)の4人。芸能事務所で発声やダンスの指導を受け、同10月にデビューした。
誕生のきっかけは、東日本大震災に伴う国の復興支援事業の予算がついたため。物産品のブランド化や研究会などの費用と合わせた約2170万円の一部を活動費用に充て、下北地域のPRを担った。グループ名は下北の地形が「まさかり」に似ていることにちなむ。
活動範囲は、下北地域の祭りだけにとどまらず、東京や仙台市、青森市のイベントにも出演。大間崎(大間町)や尻屋崎(東通村)の寒立馬(かんだちめ)、仏ケ浦(佐井村)など下北地域の観光名所を網羅したプロモーションビデオ(PV)は、インターネット上の再生回数が計2万回近くに上った。
グループの認知度は着実に上昇していたが、国が100%負担する予算措置は16年度で終了。県下北地域県民局は活動の継続を断念した。新たなスポンサーも見つからないまま、16年度末の解散となった。
解散後は大学進学や受験勉強など「普通」の学生や中高生に戻るほか、アイドル活動の継続を模索するメンバーもいる。
リーダーののんさんは「活動を続けたい気持ちもあり、少し残念。進学で下北を一度離れるが、勉強して下北を支える人になって戻ってきたい」と話した。
(河北新報 2017 4/4)