スカートの中盗撮30回、ストーカーも 相次ぐ学校職員不祥事 教諭2人を“免職”
学校職員による不祥事が相次いでいます。
千葉県教育委員会は24日付で、2人の男性教諭を免職とする懲戒処分を発表しました。
免職の懲戒処分を受けたのは、野田市立木間ケ瀬中学校の藤原大輔教諭(35)です。
県教委によりますと、藤原教諭は2014年11月下旬ごろからことし2月下旬ごろまで、
野田市内の東武アーバンパークライン七光台駅東口の階段付近で
少なくとも30回にわたって、
スマートホンで女子高校生のスカートの中などを動画で撮影したということです。
3月になって
野田市内の同じ駅の階段で3人の女子高校生の後ろに
不自然に立つなど不審な行動があったとして
警察から出頭を求められ発覚したということです。
また、県立高校の男性教諭(34)は、
勤務先の学校の2人の女子生徒に対してキスをするなどのわいせつ行為をしたとして
免職の懲戒処分を受けました。
さらに、元同僚の男女2人に対してストーカー行為を行った県立白井高校の男性教諭(30)は、
減給3か月の処分を受け、24日付けで依願退職しました。
この男性教諭はことし3月、つきまとい行為の容疑で逮捕され、
4月、罰金50万円の略式命令を受けています。
相次ぐ学校職員による不祥事を受け、
県教委は「県民の信頼を大きく損ねる事態を引き起こし、誠に申し訳ありません」と陳謝しました。
その上で、わいせつ・セクハラ行為の根絶に向けた研修を実施するなど、
学校職員に対する指導を強化する方針を示しました。
(チバテレ 5/24)