「悪いのは全て私です」美代子容疑者を再逮捕…尼崎連続変死
兵庫県尼崎市の連続変死事件で、岡山県の海で見つかった橋本次郎さん=当時(53)=を監禁し殺害したとして、
兵庫・香川県警合同捜査本部は5日、殺人と逮捕監禁の疑いで角田美代子容疑者(64)=死体遺棄罪で起訴=ら5人を再逮捕した。
同罪で起訴され同じ容疑で逮捕状が出た残り2人も順次再逮捕する。
事件では昨年11月にコンクリート詰めのドラム缶から見つかった大江和子さん=当時(66)=を含め計6人の遺体が見つかった。
新たに5遺体が見つかったことし10月以降、殺人容疑での逮捕は初めて。
捜査本部によると、美代子容疑者は「悪いのは全て私です」と容疑を認めている。
ほかに再逮捕したのは、義理のいとこ李正則(38)、内縁の夫鄭頼太郎(62)、次男の妻瑠衣(27)、その姉の夫仲島康司(43)の4容疑者。
李、鄭両容疑者は「殺すつもりはなかった」と否認し、仲島、瑠衣両容疑者は「間違いない」と認めているという。
再逮捕容疑は、美代子容疑者らは共謀し、昨年7月25〜27日ごろの間、自宅マンションで橋本さんをひもで縛るなどして監禁し、
暴行や飲食物を与えないなどの虐待によって衰弱させ、殺害した疑い。
捜査本部は全員が同居し、暴行や監禁に直接関与していなくても状況を知り得る立場にあったとして、未必の殺意が成立すると判断した。
尼崎市の住宅と高松市東植田町の倉庫から見つかった計男女4遺体についても今後、殺人容疑での立件を目指す。
死体遺棄罪でともに起訴された次男の優太郎被告(25)は、運転免許の合宿で岡山県にいたため無関係としている。
(2012年12月5日12時41分 スポーツ報知)
兵庫県尼崎市の連続変死事件で、岡山県の海から見つかった橋本次郎(53)さんの殺人と逮捕監禁容疑で角田すみだ美代子みよこ容疑者(64)とともに再逮捕された李正則り・まさのり容疑者(38)が、監禁中や死亡を確認した後も「パチンコに行っていた」と供述していることが6日、捜査関係者への取材で分かった。
橋本さんは手を縛られた上、口に粘着テープを貼られた状態で監禁されており、兵庫・香川県警合同捜査本部は、死んでも構わないとの「未必の故意」を示す状況証拠の一つとみて調べる。
捜査本部は6日、美代子容疑者を送検した。また高松市の倉庫から3日に見つかった遺体の身元を、尼崎市の皆吉ノリさん(88)と確認。2003年から行方不明になり、美代子容疑者の次男の妻の祖母に当たる。
捜査本部によると、橋本さんは昨年7月25日ごろに、美代子容疑者の自宅マンションのバルコニーにあった物置小屋に監禁され、暴行や飲食物を制限されるなどし、同月27日ごろに衰弱死したとされる。
捜査関係者によると、李容疑者は「午前中に小屋を見ると、橋本さんがぐったりして死んでいた」と供述。死亡確認後も同居の親族とパチンコに行き、帰宅後、美代子容疑者に橋本さんが死亡していたことを報告したという。
その後、美代子容疑者が遺体の処理を指示。李容疑者らが近くの貸倉庫でドラム缶にコンクリート詰めして放置するなどし、昨年11月に岡山県の海に遺棄したとしている。
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兵庫・香川県警合同捜査本部は5日、殺人と逮捕監禁の疑いで角田美代子容疑者(64)=死体遺棄罪で起訴=ら5人を再逮捕した。
同罪で起訴され同じ容疑で逮捕状が出た残り2人も順次再逮捕する。
事件では昨年11月にコンクリート詰めのドラム缶から見つかった大江和子さん=当時(66)=を含め計6人の遺体が見つかった。
新たに5遺体が見つかったことし10月以降、殺人容疑での逮捕は初めて。
捜査本部によると、美代子容疑者は「悪いのは全て私です」と容疑を認めている。
ほかに再逮捕したのは、義理のいとこ李正則(38)、内縁の夫鄭頼太郎(62)、次男の妻瑠衣(27)、その姉の夫仲島康司(43)の4容疑者。
李、鄭両容疑者は「殺すつもりはなかった」と否認し、仲島、瑠衣両容疑者は「間違いない」と認めているという。
再逮捕容疑は、美代子容疑者らは共謀し、昨年7月25〜27日ごろの間、自宅マンションで橋本さんをひもで縛るなどして監禁し、
暴行や飲食物を与えないなどの虐待によって衰弱させ、殺害した疑い。
捜査本部は全員が同居し、暴行や監禁に直接関与していなくても状況を知り得る立場にあったとして、未必の殺意が成立すると判断した。
尼崎市の住宅と高松市東植田町の倉庫から見つかった計男女4遺体についても今後、殺人容疑での立件を目指す。
死体遺棄罪でともに起訴された次男の優太郎被告(25)は、運転免許の合宿で岡山県にいたため無関係としている。
(2012年12月5日12時41分 スポーツ報知)
兵庫県尼崎市の連続変死事件で、岡山県の海から見つかった橋本次郎(53)さんの殺人と逮捕監禁容疑で角田すみだ美代子みよこ容疑者(64)とともに再逮捕された李正則り・まさのり容疑者(38)が、監禁中や死亡を確認した後も「パチンコに行っていた」と供述していることが6日、捜査関係者への取材で分かった。
橋本さんは手を縛られた上、口に粘着テープを貼られた状態で監禁されており、兵庫・香川県警合同捜査本部は、死んでも構わないとの「未必の故意」を示す状況証拠の一つとみて調べる。
捜査本部は6日、美代子容疑者を送検した。また高松市の倉庫から3日に見つかった遺体の身元を、尼崎市の皆吉ノリさん(88)と確認。2003年から行方不明になり、美代子容疑者の次男の妻の祖母に当たる。
捜査本部によると、橋本さんは昨年7月25日ごろに、美代子容疑者の自宅マンションのバルコニーにあった物置小屋に監禁され、暴行や飲食物を制限されるなどし、同月27日ごろに衰弱死したとされる。
捜査関係者によると、李容疑者は「午前中に小屋を見ると、橋本さんがぐったりして死んでいた」と供述。死亡確認後も同居の親族とパチンコに行き、帰宅後、美代子容疑者に橋本さんが死亡していたことを報告したという。
その後、美代子容疑者が遺体の処理を指示。李容疑者らが近くの貸倉庫でドラム缶にコンクリート詰めして放置するなどし、昨年11月に岡山県の海に遺棄したとしている。
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