「ディスカスの飼い方」
大崎善生
世の中には熱帯魚を飼育する人と飼育しない人の二通りに分かれます
熱帯魚を飼育する人は 海水で飼育する派と淡水で飼育する派と両方やっちゃう派のどれかですね
この本は その中でも淡水の中の頂点ディスカスとゆー魚を取り扱っています
そしてこの本は実用本ではなく小説です
恋愛小説の名手らしいのですが そこんとこはよくわかりません
どっちかゆーと そーゆー箇所が無い方がエエ小説です
小説とゆーても実用書の様相をてーしてます
ディスカスの飼い方 (幻冬舎文庫)クリエーター情報なし幻冬舎
フィクションの部分もありますが ノンフィクションの実用箇所あって
その話の展開がなかなかのハラハラドキドキです
ただ熱帯魚を飼われたことの無い人はどんなもんなんでしょうか?
うちの家では海水槽がひとつと淡水槽が二つあります
一応イキモノは死なせてはいけないとゆー倫理道徳人情がありますので
出来有る範囲で真剣にやってます
真剣にはやっていますが 水槽にばかり取り組んでもいられないので
時々ポカをやったり 理由がわからないまんま 水質がヨロシクナイ方向に行く時があります
水槽とゆーのは ひとつの世界であり 宇宙です
それを筐の中で海の中味を構築したり河や湖を構築するのですな
箱庭の水バージョン 魚バージョンとゆーんですか
筐世界ですな
単なる人間のエゴです
シミュレーションゲームです
その筐世界を構築するにあたっての道筋とゆーのがあり
これはハラハラドキドキ楽しいわけです
その道筋について かなり尖って書かれておるわけです
ディスカスですからね
僕は怖くてディスカスには手を出せません
半端じゃできませんし
しかもそれの子孫を残す作業への道のりとゆーのは
なかなか大変だとゆー噂を聴きます
ディスカス (discus)
ディスカスの飼育法
最近はディスカスも飼いやすくなったと云われていますが
それは商売人の広報であり 実際はそーではなさそーなことが
この小説でもよくわかります
犠牲を厭わないとゆーのは必須科目です
気になる人物
ハイコ・プレハ
刈谷
気になる薬品
スピカール
ブライン・シュリンプの現在
アルテミア (Artemia)
自分も小学生の時は真剣にシーモンキーに取り組んでいた時があったもんで
ラストの方で こいつが 最後のオチをどのように決めるかのアレになるのは
とてもぬぉぉぉぉっっぉおおとなるのです
野生種のディスカスの産卵までの道筋
水質と餌の確保
バクテリア
pHまで計測するのはできない僕ですが
もう少し苔をできないような水質作りをせなあかんなと 年末年始の反省となりました