泣けますんよ！新座頭市　第３シリーズ　第３話｢市の耳に子守唄｣　大信田礼子のドフェロモン

上の画像はね　座頭市が産婆の菅井きんさんに　
「子供が生まれる前の母親に怖い物を見せちゃいけないよ、あんたは怖い顔してるから　笑顔でいなきゃダメだよ〜」
と注意されたため
妊婦の大信田礼子様の前で　一生懸命　作り笑顔の特訓をしてる　座頭市さんです

新座頭市　第３シリーズ
第３話｢市の耳に子守唄｣

1979年5月7日放映

脚本・和久田正明・奥村利夫
監督・森一生

出演
勝新太郎
大信田礼子、菅井きん、岸田森

もうね　大信田礼子さんが出てるだけで　十分やないすか
ずべ公番長やプレイガールみたいな　ヌルい　ユルいノリでいってもーても　別にかめへんかめへんねんよ
ところがどっこい　監督さんは森一生　脚本は奥村利夫もいっちょかみ　やけんね
極上です
妊婦です　身重です　もうすぐ生まれます
そんな大信田礼子さん　登場するだけで　も〜とんでもない空気感が蔓延しております
なんなんでしょ〜か　この人は

大信田礼子（1948年9月15日 - ）ですからね　離婚が1978年ですから　復帰後の３１歳の極上です
とんでもない空気感に　何とも云えない　ハスキーボイス
そして歌ってくれます　子守唄　どんだけ低音やねんゆー　ハスキーボイス子守唄
エンディングにも　勝新の唄は止めにして　大信田さんのハスキーボイス子守唄
お世辞にも上手いとは思えない歌声を　皆さん買いまくり過ぎです
いや　別にイイです　それでも　大賛成です

それはそれとして
この作品は　ほんまにエエんですよ
大信田さんが出てるから色物と思われるやもしれませんが
そーゆー次元のもんじゃない
いきなし座頭市に道連れになってくれとゆーしれっとした態度とかで
もぉ〜　もぉ〜　もぉ〜な　ロードムービーが情緒豊かに
美しい日本のロード
狙われる大信田さんと座頭市

こんだけでも十分なのに
牢名主で出てくんのんは岸田森やったりすんで　
もぉ〜　もぉ〜　もぉ〜でっしゃろ
昔、座頭市に命をもらったお礼に　牢屋から脱出させてもらえます
三途の川を渡るのに仕込み杖持たせて　小粋です　小粋過ぎです

あ〜それなのに　それなのに
大慌てで帰る座頭市の耳に聴こえたのは大信田さんの生まれたばっかりの赤ん坊の泣き声
あ〜それなのに　それなのに
大信田さんがぁ〜　大信田さんがぁ〜
勝新も泣きます　へぇ〜座頭市だって泣く時あるんや
菅井きんも泣きます
そして　当然　私だって大泣きです

なんとなくね　泣く予感があった
牢屋から出る座頭市を見送る岸田森の顔つきからも〜ウルウルの予感があったからね
電車降りて　バスに乗らず　暗い夜道　人通りの少ないとこを選んで徒歩で帰りましたのよ
案の定　予感は的中の号泣ですやん

大信田さんの子守唄バックにロードを歩く座頭市
エンドロール

とゆーわけで
新座頭市第３シリーズ
一話　二話　三話　とも傑作です　
この三話は一枚のDVDに納められておるのですが
この一枚はお得です

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