『座頭市逆手斬り』
1965年
監督 森一生
脚本 浅井昭三郎
78分
出演者
勝新太郎
藤山寛美
滝瑛子
賭博に関与した罪で入牢中の市は、殺人の疑いを掛けられて入牢中の代貸から、
彼の無実を証明できる人物に自分の状況を知らせるよう頼まれる。
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森一生なので ハズしはしない
旅の道連れは 藤山寛美 あるいは 滝瑛子
藤山寛美さんは 不良坊主役にて
座頭市の名を借りて偽物として甘い汁を吸をうとするがズッコケ
勝新との掛け合いが 予想以上の絶品
ひさびさに見る動く寛美さんは やはり藤山直美に似てる
父の偉大ナル財産を継承してるあっぱれ娘の直美様
滝瑛子とゆー女性は初めて見る気がするが
これ なかなかのドフェロモン
お色気シーンはゼロでありますが
なかなかのドフェロモン
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お話はなんてーことない人情ロードムービーでありますが
やはり藤山寛美さんと勝新太郎のやり取りを見るのに
たまらない幸福を感じる
これが昭和である
これが1960年代である
幸福な時代であります
今は こんなツーショットの絵が見れない時代なので
奇跡的な絵柄と云っても過言ではありません
懐メロではなく この御大二人の醸し出す「芸風」は もー言葉には出来ない色んなもんが詰まりまくっております
グレイトである
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