「座頭市千両首」
1964年 シリーズ6作目
脚本:浅井昭三郎、太田昭和
監督:池広一夫
座頭市:勝新太郎
仙場十四郎:城健三朗
女馬子お千代:坪内ミキ子
国定忠治:島田正吾
今回の座頭市はどーかなと思います
何か面白くないのです マジメなのですかね マジメなのですが あまりクールではないのです
話に整合性も無いのに マジメで そもそも根本的にオカシー話を生真面目に展開していく按配がどーもいただけません
そーです 国定忠次のくだりが余計なのです 国定忠次いらんでしょう おもんないし 何の人かよくわかんないのです
正義の味方らしーんですが なんかマヌケで 筋も通ってへんし 途中で居なくなってるし
国定忠次が無くなるとかなりスッキリしたわかりやすい展開になると思います
若山富三郎の存在もぐぐぅ〜っと目立ってくるし
悪代官の上納金二重取りとゆーメタクソな設定にも目をつぶるとして
でもね 流石です 見所は随所にあります
坪内ミキ子が思いの外 めっさ可愛いのです あの坪内ミキ子がですよ
そして やはり 兄貴です 兄貴若山富三郎(城健三朗名義です)との大ラスの対決が痺れます
鞭につかまった市が馬に引き回され血みどろです ま 最後はあたりまえですが座頭市が勝ちますが
兄貴若山富三郎強敵中の強敵ドS中のドSっぷりが素晴らしいのです
「ミミズ!」「めくら!」なぶり倒しです
最後は勝新 血みどろで孤高に踊って欲しかったですな
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