「無理心中 日本の夏 」
1967年
監督 大島渚
なかなかにしてキッつい内容なので
何度も途中で止めようと思ったが 何日かかかって辛抱してやっとこさ見終えました
「御法度」よりはマシかなと
チャールズ・ジョセフ・ホイットマン(Charles Joseph Whitman)がやらかした「テキサスタワー乱射事件」1966年8月1日がベースになってるらしいが
そんな ハラハラ わくわくもんではありません
イデオロギーらしきもんと前衛とナンセンスと当時の熱病のよーな集団心理が邪魔してます
テキサスタワー乱射事件は彼個人が一人でヒリヒリしながらやってのけたもんで
種類が違うと思う
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ついでにネジ子(桜井啓子)がぶさいく過ぎて不快です
本物のフーテンらしいのですが そんなこたー関係ありません ぶさいく過ぎです
映画でヒロインをやっちゃーいけません 眉毛が片っぽ無いしね
佐藤慶と戸浦六宏と殿山泰司と小松方正はやっぱし さすがにカッコイイし
田村正和が若過ぎてオモロイ 嵐の二宮君みたい
この5人はヨイのだが 他がズタボロである
ガイジンがまた ド下手糞な奴で こいつもいただけない
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前衛をしたかったのか イデオロギーがしたかったのか
どっちゃにしても 時代の流行みたいなもんを先取りしたかったのか
そーゆーのは風化してしまいがちだとゆーのがわかる
連合赤軍やオウム的なもんか
戦争とか宗教とか 革命とか
人が集まって なんか やらかすとロクなことにはならない
でも自分も若い時だったら こーゆー映画は好きな種類に入ってた思う
恥ずかしい
これは ハズレでした 残念
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