金曜プレステージ
「よその歌 わたしの唄」
山田太一脚本
相変わりもせず 山田太一の脚本はお尻のこそばゆい気色悪い科白オンパレード さすがさすが(褒め言葉)
こんな変てこで特殊な台詞回しは 日本では この山田太一先生と橋田壽賀子先生の二人だけである
気色悪いのだが
まずキムラ緑子さんの力強い歌が反則
キムラさんは日本映画の何かにつけ出演されておられて
シラコイ芸風ばかり披露されるのですが
今回は ちぃとばかし 反則
泣いてしまうやないの
キムラさんの歌力は何やら 泣いてますもんがあるので 困りました
そしてダメ押しは いしだあゆみの「また逢う日まで」
これは なんとなく予感があったのですが
やっぱり大トリに出てこられて 「また逢う日まで」
これ絶対反則ですやん
昭和生まれっ子は あの曲で いしださんが やんわり あの声で唄われたら
ほんま あきませんて
ドバーって泣いてしもた 嫁から隠すのん必死やん
ほぼ白骨化した
残念ないしださんであるが
歌声の健在さはなおのこと グッときてしまう世代
いしだあゆみ・しんぐるこれくしょんクリエーター情報なしコロムビアミュージックエンタテインメント
BLUE LIGHT TO YOKOHAMA (Ayumi Ishida)
ブルー・ライト・ヨコハマ いしだあゆみ 1996