「それでも夜は明ける」
原題:12 Years a Slave
監督:スティーブ・マックイーン
キウェテル・イジョフォー(ソロモン・ノーサップ)、
マイケル・ファスベンダー(エドウィン・エップス)、
ベネディクト・カンバーバッチ(フォード)、
ポール・ダノ(ジョン・ティビッツ)、
ギャレット・ディラハント(アームズビー)、
ポール・ジアマッティ(フリーマン)、
ルピタ・ニョンゴ(パッツィー)、
アデペロ・オデュイエ(イライザ)、
サラ・ポールソン(エップス夫人)、
ブラッド・ピット(バス)
イクスピアリの映画館 日曜日のナイト料金 今まで1000円でしたが1200円に値上がりましたね
これは どーゆー計算なんですか?消費税ですか 便乗ですか?
でも 1200円以上の値打ちの映画ですからエエとしましょうか 何か腑に落ちませんが
映画の方は 残酷ものです
ヒューマンものとゆー見方もありますが 残酷もんとゆー見方の方が適してます
残酷な内容です
自由で まぁまぁ良い暮らしをしてる黒人が 酔った時に拉致られて 奴隷にされて 12年間とゆー内容ですから
そして できる黒人とゆーのは奴隷とゆー立場には不向きなので 酷い仕打ちを受けるとゆー理不尽
これ いきなり本当に自分の身に起きたら 不条理もんになりますよね
これ実話なんすか?とりあえず最後には 元の身に戻れるんですが
残った奴隷の方々はそのまんまなんでして あまり救いとゆーか カタルシスはありません
唐突なブラビの登場に面食らいます いきなり 「奴隷制度はよくない」とゆー正論をかまされるので
突然過ぎて 残酷ものから へんにフワフワしたもんになっていくのが救いなんでしょうか?
首縛られて 不安定な位置で背伸びしながら立ち続ける姿勢を 足もじもじしながら長時間 みんな見て見ぬふり
この長回しが気に入りました
あと 石鹸をもらいにいった女子鞭打ちシーンも 背中から血しぶきが ほんわか飛び散るのも なかなかのもんです
見方としては ウヒウヒ残酷でっしゃろ?と嬉々とした被虐残酷好きな立場からでもなく
人間って酷いよね とゆー人道主義の告発タイプの立場でもなく
フラットな立場なのが好感持てる残酷性ですか
奴隷もんは 昔 クンタ・キンテのテレビドラマが印象深かったんやが 内容は覚えてない
とりあえず 奴隷制はよくない とゆー話だ
でも おっかない白人が一杯居たってことですな
過去形じゃなく 今でも居るんでしょう おっかない人間が
奴隷制がよくないとゆーより こーゆーおっかないことも人間は平気ですることもママありますとゆーことと
痛いんは厭なので 自分の身は守るために 何だってするし何だってゆーし 勇気だって速攻で失せるやろと 痛みとはそーゆーもんやと
いつなんどき 色んな罠にハマるやもわからんので 油断すんな
とゆーことを 学びました
多分 不平等も理不尽もこの先 無くならないんでしょうな
油断できませんな 人間は