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「次男は朝起きたら死んでいた。」マネキン使い偽装 4歳児不明事件 皆川忍容疑者(30)

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<足立・男児不明>マネキン使い偽装 児相立ち入り時に両親

東京都足立区の男児が行方不明になっている事件で、両親が今年5月に児童相談所の立ち入り調査を受けた際、マネキンを使って男児の生存を偽装していた疑いがあることが捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は26日、男児の死亡を隠したまま児童手当など計約43万円を足立区から不正受給したとして、両親を詐欺容疑で再逮捕した。

再逮捕されたのは住所不定、無職の皆川忍容疑者(30)と妻(27)。両親と子供6人の計8人家族で、男児は生きていれば4歳の次男だった。両親は「生活が苦しく、次男の死亡を届け出ると受給額が減ってしまうので届け出なかった」と容疑を認めているという。

捜査関係者によると、両親は今年3月、インターネットのオークションで約1メートルの大きさのマネキンを購入。児相の職員が5月16日、自宅アパートを立ち入り調査した際、他の子供5人とマネキンを布団に寝かせ、全員そろっているように見せかけていた。職員はマネキンとは見抜けなかったが、同課のその後の捜査で偽装が発覚した。両親は児相の調査の直前に近所の複数の知人に「子供を貸してほしい」と依頼し、断られていたという。

同課は今月、両親が足立区のアパートに据え付けられていたエアコンを持ち去った横領容疑などで逮捕。両親が「昨年3月、朝起きたら次男が死んでいた。遺体は山梨県の河口湖周辺に埋めた」と供述したため、14日から捜索しているが、遺体は見つかっていない。

(毎日新聞 6月26日)









夫婦を詐欺容疑で逮捕へ=次男遺棄後も児童手当受給―4歳男児不明事件・警視庁

東京都足立区の夫婦の次男(4)が行方不明になっている事件で、夫婦が次男を遺棄後も児童手当を受給していた疑いが強まり、警視庁捜査1課が夫婦を詐欺容疑で近く再逮捕する方針を固めたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
 
夫婦はアパートのエアコンを持ち去った横領容疑で今月、逮捕されていた。捜査の過程で、夫婦は「1年ほど前に次男の遺体を埋めた」と供述。同課は死体遺棄容疑で河口湖(山梨県富士河口湖町)周辺を捜索していた。

捜査関係者によると、夫婦は次男を含め6人分の児童手当を受給。不明になっている次男には2012年6月から支給されていたという。次男は「第3子以降」扱いで、月額1万5000円が支給されていた。 

(時事通信 6月26日)




いまだ遺体発見できず 両親の偽装工作明らかに 経済的に困窮か 不可解な動機

東京都足立区で4歳になる男児が行方不明になっている事件は、男児の安否が分からぬまま混迷の度合いを深めている。両親の「約1年前に遺体を捨てた」という供述に基づき、警視庁は14日から山梨県内で捜索を続けているが、いまだ発見できていない。事件発覚を逃れるための両親の偽装工作が明らかになるなか、記憶があいまいな部分もある。経済的に困窮していたとみられるが、男児以外の子供5人の無事が確認されるなど動機の不可解さも残る。

■「朝起きたら死んでいた」

 父親(30)と母親(27)の次男が失踪していることを児童相談所が把握したのは、5月中旬。約1年前から所在が確認されていないとして、足立区内のアパートを訪問し、はがきで出頭を求めるなどしたが連絡を取れなかった。

 児相は6月上旬、アパートに強制捜索に入ったが、ペットのインコや家財道具などが残されていたものの、両親や次男を含む子供6人の姿はなかった。捜索直前、両親が車に段ボール箱数個を積み込むのを周辺住民が目撃していた。

警視庁は間もなく両親を見つけ出し、アパートから備え付けのエアコンを持ち去ったなどとして、横領容疑などで逮捕。両親が「次男は朝起きたら死んでいた。約1年前に山梨県の河口湖周辺に埋めた」と供述したことで急展開した。

 捜査1課は14日以降、両親を立ち会わせ、河口湖周辺の捜索を続けているが、父母の間で遺棄場所に食い違いがあるなどして発見に至っていない。他の子供5人は両親と一緒に行動していたとみられ、児相に無事保護されたという。

■「子供を貸して」

 「児相に次男を連れて行かないといけない。あなたの子供を貸してほしい」。母親は児相から出頭要請があった5月下旬、近所の知人にこう懇願した。知人の息子と次男の年齢が違うことを理由に断られたが、「頭数がそろっていればいいから」と訴え、なかなか引き下がらなかった。

 両親と6人の子供は昨年、アパートに引っ越してきた。家賃やアパート近くの駐車場の賃料を数カ月分滞納していたという。駐車場の管理会社は「5月末に父親から『6月5日に3カ月分を払う』と連絡があったが、結局、その日は姿を見せなかった」と話す。

 両親とも無職で、経済的に困窮していたとみられる。一方で、頻繁に外食や出前を取っていたほか、一家そろって車で外出することも多かったという。

アパートの関係者は「小学生の娘にはいつもきれいな服を着せ、父親も髪を染めて服装も今どきの感じだった。週に2回は遊びに出かけるような仲の良い家族という印象で、子供を捨てる夫婦には見えなかった」と驚きを隠さない。

■児童手当を不正受給

 足立区によると、両親は次男を含め6人分の児童手当を受給。次男の分は平成24年6月から月1万5千円を受け取っている。次男は同年秋で3歳となり、3歳児検診を受けた後に行方が分からなくなっており、両親は1年以上の間、児童手当を不正受給していた疑いがある。

 同区は次男の死亡が確認された場合、両親に不正受給分の返還を求めるとともに、3年以下の懲役または30万円以下の罰金の罰則が科せられる児童扶養手当法違反罪で告発する可能性があるとしている。

 捜査1課は死体遺棄容疑で遺体の捜索を続けるとともに、児童手当の不正受給について詐欺容疑で両親を再逮捕することも検討している。両親は次男の遺体を捨てたとされる河口湖周辺には「家族全員で行った」と供述しているという。

(産経ニュース2014.6.22 )


児相の出頭要請、調査拒否=遺棄供述、不明児童の父親−東京・足立

横領事件で今月逮捕された東京都足立区の夫婦が「息子を遺棄した」と供述し、次男が行方不明になっている事件で、父親(30)が逮捕される前に、児童虐待防止法に基づく児童相談所の出頭要請や立ち入り調査を拒否していたことが16日、関係者への取材で分かった。

関係者によると、児相は5月ごろ、夫婦の次男が所在不明となっているとの情報を得て、安否確認のため、父親に次男を連れて出頭するよう要請。父親は2度の要請に応じず、立ち入り調査も拒否したという。
 
今月に入り、児相は同法に基づく裁判所の許可状を得て、夫婦宅に強制的に立ち入る「臨検」を実施。しかし、生存していれば4歳となる行方不明の次男は確認できなかった。
 
夫婦の家族は、数年前から児相の継続支援対象。他にも子どもが数人いるが、児相が臨検後に保護しており、いずれも目立った外傷はないという。

(時事.com2014/06/16-23:54)




4歳児不明事件

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