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坂出祖母孫3人殺人事件/川崎政則死刑囚の死刑執行

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死刑執行:3人殺害の川崎死刑囚 第2次安倍政権で9人目

香川県坂出市で義理の姉ら3人を殺害したとして、殺人などの罪で死刑が確定した川崎政則死刑囚の刑が26日、執行された。死刑の執行は昨年12月以来で、第2次安倍政権では9人となる。

(毎日新聞 2014年06月26日)



女性と孫姉妹殺害、川崎政則死刑囚の刑を執行

法務省は26日、香川県坂出市で2007年、パート従業員三浦啓子さん(当時58歳)と、その孫の幼い姉妹の計3人を殺害したとして死刑が確定した川崎政則死刑囚(68)の刑を同日午前、大阪拘置所で執行したと発表した。

死刑執行は昨年12月12日以来で、現安倍政権下では5度目(計9人)となる。この日、別の死刑囚が病死しており、収容中の死刑確定者は128人となった。

記者会見した谷垣法相は、「身勝手な理由で3人の尊い命を奪った極めて残忍な事件だった」と話し、執行の判断基準について問われると、「死刑囚が犯行を実行したかどうかが、最も大事な点だ」と述べた。

確定判決によると、川崎死刑囚は07年11月16日、金銭問題で恨みを抱いていた義姉の三浦さんの自宅に侵入して包丁で刺殺。さらに、三浦さん宅に泊まりに来ていた孫の山下茜あかねちゃん(当時5歳)と彩菜あやなちゃん(同3歳)も殺害し、3人の遺体を坂出港近くの資材置き場に埋めた。

(読売ONLINE2014年06月26日)


香川3人不明 山下清氏会見ノーカット版


法務省は26日、1人の死刑を執行した。
死刑執行は昨年12月12日以来で、現安倍政権下では5度目(計9人)。

(読売新聞 2014年6月26日)

確定死刑囚1人の刑を執行。2人に執行した昨年12月12日以来。第2次安倍政権で9人となった。

(共同通信)


香川・坂出3人殺害事件

幼児姉妹は11月15日の18時頃に隣の祖母(50代の女性)の家に泊まりに行き、翌日の16日の朝に母親が迎えに行ったところ3人ともいなくなっていた。香川県警坂出署捜査本部は11月16日未明から早朝までに何らかのトラブルがあったと見方を強め、捜査を行った。

父親によれば、寝室や玄関、浴室に血痕があり、さらに寝室のカーペットはL字形に切り取られ、血はカーペットの下の畳まで染みこんでいた。

香川県警坂出署捜査本部の任意取調べに対し、義理の大叔父K(祖母の妹婿)が、27日までに「3人を殺害し、山中に遺体を捨てた」と犯行を認める供述をし、11月27日夜に死体遺棄容疑で逮捕された。11月28日には、当初の供述通りに山中に向かったところ、Kが「本当は港に捨てた」と一変し、捜査員らがその港に向かったところ、祖母と幼児姉妹の遺体が発見された。

11月30日、Kの供述通りに坂出港海底で、遺棄された携帯電話を発見。12月6日、Kの供述通りに坂出港海底で、遺棄された自転車を発見。12月18日には殺人容疑で再逮捕し、同日高松地検は死体遺棄容疑については処分保留とした。祖母は借金の返済に追われており、その関係上大叔母(祖母の妹で被疑者の妻、事件前に死去)から金を借りており、その怨恨と見られる。最終的に単独犯と断定される。



川崎政則
死刑確定囚 2012年

犯行日時 2007年11月16日
坂出祖母孫3人殺人事件

香川県高松市の元会社員川崎政則被告は2007年11月16日午前3時45分頃、坂出市に住む義姉でパート従業員の女性(当時58)の自宅に無施錠の玄関から侵入。女性と、隣家から遊びに来ていた女性の孫(当時53)姉妹を持参した包丁で刺して殺害。3人の遺体を自分のワンボックスカーに積み込み、坂出港の岸壁近くの資材置き場に埋めた。

姉妹は15日午後6時ごろ、女性方に泊まりに行ったが、翌日午前7時50分ごろ、母が迎えに行ったときには3人の姿が消えていた。寝室の床やベッド、玄関、浴室などには血痕が残され、女性の携帯電話や靴、自転車がなくなっていた。香川県警は事件発覚から2日後の18日、坂出署に捜査本部を設置した。
 
県警は11月27日、川崎被告を死体遺棄容疑で逮捕。川崎被告は当初山中に捨てたと供述したが、遺体は発見されなかった。その後、供述を変更。28日に3人の遺体が発見された。12月18日、県警は川崎被告を殺人容疑で再逮捕した。
 
川崎被告は妻が女性の借金を肩代わりする形で金を貸していたことを1997年頃に知って夫婦関係が悪化し、女性のことを恨んだ。その後女性や妻の両親の遺産で女性の借金は片が付いたが、2007年2月に妻が入院。さらに4月に妻は死亡したことから、女性を恨んでいた。遺族側は金銭トラブルについて否定している。
 
高松地検は2008年1月9日、殺人などの罪で川崎被告を起訴した。簡易鑑定の結果、同容疑者の責任能力に問題はないと判断した。





平成19年11月16日午前3時過ぎ、香川県高松市の無職川崎政則(当時61歳)は、妻が義理の姉(当時58歳)の借金の肩代わりをしていたことを恨み、坂出に住む義姉宅に侵入。たまたま隣に住む孫2人(当時、5歳と3歳)も泊まりにきていたため3人を持参した包丁で刺して殺害した。その後、坂出港の岸壁近くに遺体を埋めて逃走した。

家族は、3人が行方不明になったことから警察に通報。検証した結果、寝室に血痕が認められたことから事件に巻き込まれた可能性が大きいとして捜査を開始した。27日になって、捜査本部は川崎を殺人容疑で逮捕した。尚、遺族は金銭トラブルに関して否定している。

平成24年7月12日最高裁は川崎の上告を棄却して死刑が確定した。






日本における死刑囚




札幌矯正管区 札幌刑務所(拘置は札幌拘置支所) 2
仙台矯正管区 宮城刑務所(拘置は仙台拘置支所) 4
東京矯正管区 東京拘置所 68
東京矯正管区 八王子医療刑務所  1 
名古屋矯正管区 名古屋拘置所 12
大阪矯正管区
高松矯正管区 大阪拘置所 20
広島矯正管区 広島拘置所 6
福岡矯正管区 福岡拘置所 19
全国合計 132

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