「フェティッシュ」
1996年 米
原題：CURDLED.
この手の映画を見に行く時はだいたい一人なのですが
珍しくこの「フェティッシュ」に関しては お嫁様と大阪に帰省した時観ました
そーですか もう18年前になりますか
連続快楽殺人事件が大好物の女子が主役で 興味本位が高じて死体現場清掃業に就職して
清掃中に 証拠を消しにきたシリアルキラーと出くわしてダンスを踊る映画です
そんな映画面白くないわけはないはずなんですが
いまいち地味な感じで盛り上がらなかったのは
女子の顔がデカイから と私は判断しました
チャーミングで品のいいお嬢さんんですが でかいんです 顔面が
どちらかゆーと魔女顔です
こーゆー純真な興味津々女子の代表選手は「アメリ」なのですが
そこまでズブ抜けたもんがないのが残念です
死体清掃業の映画は他に 必見の「ネクロマンテック」があるんですが
あっちの方は屍姦フェチ映画だったので色々ド顰蹙を買っていましたが 自分はなかなか愛情表現の上手な映画だなと感心しました
こちらのフェチは も少しライト感覚でコメディ色に仕上がっているのが なんとなく中途半端な感じがするのですね
どーせなら「アメリ」ぐらいのドフェチに針を振り切って欲しかったですが このあたりは監督さんが どこまでヤリ込みたいかにかかってくるので
いたしかたありません
やっぱしヒトゴロシ関連の映画は陰鬱で深刻な方が似合ってるのかもしれませんね
ブラックコメディ色を投じると どーしても 腹の底のカドミウムが薄れてしまって 味気ないとでもゆーんですか・・・
多分興味津々純粋チャーミング女子が「切ったあと首は何を喋るのか？」が知りたくて知りたくてたまらんたまらん
のを明るくユーモア交えていきたかっただけだとは思うのですが
興味本位でもイイからもう少し掘り下げ具合を頑張って欲しかったです
伏線をも少し張るとか ドキドキ感とかエッチ感とか 足りない部分が多くて
何か物足り無さばっかしが残って 残念
あっ そーか 『ヘンゼルとグレーテル』ってそーゆー話やったっけ
監督
Reb Braddock
キャスト
William Baldwin
Angela Jones
Bruce Ramsay
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