藤沢悪魔払いバラバラ殺人事件
1987年(昭和62年)
神奈川県藤沢市亀井野一丁目22-8
鈴木正人(当時39歳)
茂木美幸(当時27歳)
遺体は鈴木正人の従弟で茂木美幸の夫・茂木政弘さん(当時32歳)スピッツ・ア・ロコ
1987年2月25日の夜、通報を受けた藤沢北警察署の警察官らが神奈川県藤沢市のアパートの一室に踏み込むと、
室内ではカセットテープレコーダーから流れる音楽を聴きながら、2人の男女が男性の遺体を一心不乱に解体していた。
署員らが声をかけても、遺体の解体作業を止めようとせず、「悪魔払いをしている」とうわごとのように繰り返すだけであった。
鈴木と美幸は死体を頭部・胴体・足に3分割し、腹部を切開し内臓を取り出す。
塩で清めながらハサミで肉を殺ぎ落とし、台所の排水溝から洗い落とした。
アパートの排水溝は肉片で詰まり側溝には内臓や肉片が散らばっていた。
従兄に懲役14年、妻に懲役13年
感応精神病
induced insanity; communicated insanity
ある精神病者と日常生活や体験などにおいて密接な関係にある人に,
その患者の病状と同一の,あるいは一体となった形で発症する精神病。
妄想,幻覚,錯乱,せん妄,失神,けいれんなどの症状を示すが,本質的には心因反応である。
2人の間に生じた場合を〈二人精神病〉とよぶが,
多数の人にひろがることもあり,〈三人精神病〉などとよばれる。
典型的には感応しやすい同一家族内,すなわち親子,夫婦間に発生することが多い。
バラバラ殺人の系譜クリエーター情報なし青弓社