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Channel: すそ洗い 
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エボラ・シンドローム

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伊波拉病毒

伊波拉病毒 (電影)
Ebola Syndrome 1996年的香港III級剥削電影

エボラ・シンドローム~悪魔の殺人ウイルス~
伊波拉病毒/EBOLA SYNDROME
1996

監督
ハーマン・ヤオ
邱禮濤

演員
黄秋生
陳妙瑛、成奎安、曾燕、羅莽、張璐、尹揚明 



エボラシンドローム~悪魔の殺人ウイルス~ [DVD]クリエーター情報なしアイ・ヴィー・シー




苦手な香港映画を苦手な渋谷に苦手なレイトショーで観る
勿論ホラーではなく スプラッターゆーほどスプラッターでもない
重暗くシリアスではなく のほほんと明るく楽しくゆるくてぬるい香港映画
世間ではたいそう評価が高い 

主演がキモチワルイ黄秋生(アンソニー・ウォン Anthony Wong)で この人の力量に全てかかってます映画
今は亡き若かりし頃の勝新と今は亡きAV男優の吉田潤を彷彿とさせます



いきなりぶっさいくな女の子が外に出されて いきなり感じのワルイsexが始まり
そこに旦那が帰ってきて暴力的展開になり 小便をほんの少し顔のかけたり 首が机や扉に挟まれたり 女の舌が切られたり
このあたりを 大雑把に 雑に 雑にスピーディーかつゆるゆるの独特なオフビートのリズムで撮っていかれ
こーゆー感じは初めてです





そこはちゃんと撮ってくれよ とか そこは そんなにくどく撮らなくってもイイでしょう とゆー視聴者のキモチを全く考えてくれない撮り方とでもいいましょうか
ゲス感や最低感や極悪感や不衛生感を醸し出す流れなので 仕方ないのか
最後に残った 女の子にガソリンを撒き 火をつけよーとする所 ここが自分的にはツボで ちょびっとドキドキしました
でも邪魔が入って女の子は助かり後々その出来事がトラウマとなり嘔吐を繰り返すことになるのですが
最終的に この女子のオチは ゆわふわなまんま 責任は取ってくれない とゆー展開となります

時は流れて 社長とエロ担当の奥さんの食堂に勤めることになった最低ゲス野郎は相変わらずのゲスっぷりを遺憾なく発揮
そこから やっと本題の エボラの元の豚を安く仕入れにアフリカっぽいところに行くと
エボラっぽい死に方の屍体がうじゃうじゃあって気色がヨイ 
そのブリッジでこの最低ゲス野郎と阿呆社長のやりとりが延々とあり 
豹が横切ったり ライオンが至りキリンや象がいたり 屍姦したり
豚を三頭ほど仕入れ エボラがパンデミックしていくわけです
具体的に どーゆー展開があったのか 記憶が飛んでしまいました



社長の奥さんの黒パンツのエロい尻ぐらいしか脳裏に残っていない 実にくだらない展開が延々とあったよーな気がします
10年後のトラウマ少女がことあるごとに嘔吐をしているのがナイスです
そして 最低ゲス野郎は痰を吐き散らし 口臭がたたものでないぐらいに臭い感を醸し出すのに色々工夫をされてます
口臭野郎の唇がカメラにふゎ~んと寄ってくる社長夫人のキスシーンは映画史に残る 名シーンです 

そして社長と社長夫人を殺し 人肉ハンバーグを店で販売してエボラパンデミック
このあたりから トラウマ女とおとぼけ警察との刑事サスペンスドラマの流れになるにですが
当然ながらサスペンスのシリアス度はゼロで ダウナー オフビートが続きます
昔の女に会いにいきますが この女はイイ女なので脱ぐシーンなしです






感染してひくひくのたうつ演者の皆さん全員イイ味出してます
このひくひく演技がこの映画の三番目ぐらいに重要なんじゃないかと思います
僕がこの映画で一番得したなぁ~と思うわくわくシーンは
エボラパンデミック遺体の頭部を手術室で顎からゆっくりゆっくり皮を剥いでいって顎骨が露出してくる処で
この映画の全体的な流れからは全く不必要と思われるシーンなのに 真面目に撮ってるとゆーのが 阿呆らしくて良かったです



その後は追いかけっこで やる気のない演技を見せてくれる子役を連れて
エボラ汁を吐きまくって逃げるゲス野郎 
そろそろめんどくさいので早く終わってくれよと神頼みしながら見ました
まー 変な感じの映画です こんあ感じは初体験です
嬉しくはありませんが 不快でもありません
次回は やっとこさ八仙飯店之人肉饅頭 です

DVDが高額すぎるので 映画館の方が安くつきますもので




エボラ出血熱(米: Ebola hemorrhagic fever. EHF)
エボラウイルス病(英: Ebola virus disease. EVD)

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