「人食いバクテリア」患者数、過去最多に 最多は東京都
手足が急激に壊死し、死に至るおそれがある、「人食いバクテリア」と呼ばれる感染症の2015年の患者数が、
過去最多となったことがわかった。
「人食いバクテリア」と呼ばれる感染症は、「A群溶血性レンサ球菌」の感染によって起こるもので、
急激に手足が壊死したり、多臓器不全になるなどの症状があり、致死率は、およそ30%にのぼる。
国立感染症研究所によると、2015年の患者数が、8月9日までで、全国で、すでに279人にのぼり、
調査を始めた1999年以降、過去最多となった。
都道府県別では、東京都が最も多くて44人、次いで大阪府が、28人となっている。
(フジテレビ系(FNN)2015.8.14.)