カトリーヌ・スパーク目的のみで借りましたが これはなかなかの「転がしもん」の鑑、転がしもんのお手本、でしたね
転がしもんとゆー説明がわかりにくければ、皆さんがよく使う「悪女もん」とゆーんでしょうか
でも「悪女」とゆーと ちょっとニュアンスが違うと思うのです
そんな「禁じられた抱擁」
この日本製タイトルがよくないです これでは皆様的にはB級C級扱いになってしまいまんがな
僕的には充分A級の大当たりシネマだったのに
LA NOIA/THE EMPTY CANVAS/L'EROTISME
La Noia [1963] di Damiano Damiani, con Catherine Spaak
Directed by Damiano Damiani
With the beautiful, young Catherine Spaak.
The song is "Che mi importa del mondo" by Rita Pavone
カトリーヌ・スパーク様は僕の中ではシネマエロチカ四天王の中の一人でありまして
中学の時股間をビンビンに昂らせていただいた彼女の代表作は「女性上位時代」とゆーこれまたニュアンスがずれた邦題のつけられたものでしたが
La Matriarca (The Libertine)
そーいえば 今作に 後の「女性上位時代」のお馬さんシーンを予言するかのよーな カトリーヌスパークが老人にお馬さんしてる絵画が出て来て
「わっ!わっ!わっ!」っと、なにやらとても嬉しい気持ちになります
でもね「禁じられた抱擁」は 白黒映画とゆーこともあり あそこまでエッチに特化していない「真面目転がされ作品」なのです
真面目でシリアスな分 カトリーヌ・スパークさんは 本当に酷い女に見えてしまう按配で
エッチなことはエッチではあるが チ○コが縮みあがっちゃうよーなリアルな転がし方してきよるんです
「この娘さんは殺されても仕方ない」とゆーよーな男子の転がし方をしてきよるんです
転がされる男子の方も 芯の無い軸の無いアイデンティティの薄い悩み大き悶々野郎なので
「こんな輩は転がされてケツの毛全部抜かれても仕方ない」奴なんですが
なんかね なんかね
自分も金銭授受こそ無かったものの これに近い転がされ方をしたことは2〜3回あります
とゆーか 隙だらけの芯無し男子は必然的にそーゆー転がされ方されても致し方ない
でも 転がされてるうちが華なのです
傍から見て「こいつ騙されてる」「こいつ完全に転がされてる」と思われても
本人はいたって幸せであり
そーゆー時代もヨイ思い出として残り
転がす女子が悪いなんてビタ一文思わないのであります
そんなよくある転がしもんの一つでありますが
なぜに鑑なのかとゆーと
微妙な転がしニュアンスのリアルさとゆーか
男子の辛い思いの疑似体験をグっとできつつ
ド壺に落ちたり 思い直して成長してクールになれて終わったり
ラストも「え そこで終わるんですか?」とゆースコンとした終わり方でなかなかカッチョエエんです
これは名作でしょう
なぜ話題にならなかったのか意味が分からん
とゆーかみんなそんな思いしたことあるんで 恥ずかしいんか?
とにもかくにも転がし映画の代表作でしょう
あ でも 期待するほどエッチシーンは少なめ 露出も少なめ 乳首が見える箇所は一カ所のみです
世間ではお札盛りが名シーンのやうに謳われていますが そんなにエッチではありません
Catherine Spaak in La Matriarca (The Libertine)
禁じられた抱擁 デジタル・リマスター版 [DVD]クリエーター情報なしエスピーオー
倦怠 (河出文庫)クリエーター情報なし河出書房新社