なかなかの嫌悪感あり映画
「ロブスター」
(原題:The Lobster)
監督ヨルゴス・ランティモス
殴られた後の口の中の血の味を思い返すことしばしば
そーゆー感じの映画はあまり無かったよーな気がするので
得したと思えばいいものやらどんなもんだろー
婚活ホテル編では
オナニーしたらトースターで手を焼かれますし
つがいになるモチベーションを高めるためメイドさん(後半森社会編のスパイ)が黒パンストの尻で男の股間をスコスコしてきます、勿論生殺し
婚約成立一歩前のパートナーが
犬になった兄を蹴り殺して、
その時の犬のモノマネをするあたりが見事。
脱走して独身者の革命派に入ると
またそこでもルールあるしね
なんでリーダーの両親の家にカップを装っていくのか不明だが
連合赤軍の総括アジト感ありでなかなかの永田洋子感あり
盲目にされたのは重松さんがモデルか?ちがうか
ファミレスで愛のためにナイフで目を突こうとする
痛い痛い予感で幕切れ
愛か
なかなかの社会構造のルールに
偽装愛とかひっそり求め合う禁断の愛とか盛り込まれ
ザクザク、ギタギタ、殺伐嫌悪感で味付けされて
嫌~な感じでお腹一杯になれてお得な感じがしました
革命前夜の残酷とでもいいますかオツですね
お疲れ様でした